【レビュー】ダイソンV8からツインバード『HC-EB54B』への買い替え

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【レビュー】ダイソンV8からツインバード『HC-EB54B』への買い替え

※記事内の画像の一部は公式サイトから引用しています。

2年ほど使ったダイソン。
ヘッドのローラーが回らなくなってしまいました。おそらくヘッドの首振り部分で断線しているのかと思います。

パソコン修理をしているので自分で直そうかと思いましたが、家族とも相談し、買い替えることにしました。

そこで買うことにした掃除機がツインバード『HC-EB54B』。

ツインバード『HC-EB54B』に買い替えて半年以上経ったので、なぜツインバード『HC-EB54B』を選んだのかも含め、レビューしていきます。
吸引力が強い掃除機を探している、コスパ重視の方には特におすすめです。

✅ 記事の信頼性

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掃除機選びの条件とツインバード『HC-EB54B』を選んだ理由

掃除機選びの条件とツインバード『HC-EB54B』を選んだ理由

新しい掃除機を選ぶにあたって、いくつか条件がありました。

そして、ツインバード『HC-EB54B』はそれらの条件をクリアしてくれそうでした。
さらにもう一つ、購入を決めた理由があります。

掃除機選びの条件【優先順位No.1は吸引力】

まず、何と言っても一番大事なのは、吸引力。

掃除機ですから、ゴミをしっかり吸ってくれなければ意味がありません。

いくら有名ブランドでも、デザインが良くても、掃除機としての機能がイマイチだったら本末転倒です。

ツインバード『HC-EB54B』は、サイクロン式を採用しています。
サイクロン式は、吸い込んだゴミと空気を竜巻のようにグルグル回転させて分離することで、フィルターが目詰まりしにくく、吸引力が長持ちしやすいのが特徴です。

ツインバード『HC-EB54B』の前に使っていたダイソンもサイクロン式で、『吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機』というキャッチコピーは聞いたことがあるのではないでしょうか。

次にこだわったのが、スティックタイプであること。

掃除機にはキャニスタータイプといって、掃除機の本体を床に置いてゴロゴロ引っ張りながら使うタイプと、本体と吸い込み口が一体になっているスティックタイプがあります。
ただ、キャニスタータイプは本体が意外と場所を取ったり、掃除中にどこかにぶつかったり、階段の掃除が大変だったり・・・。

キャニスタータイプもスティックタイプもどちらも使ってみて、やっぱりスティックタイプのほうが掃除開始までのハードルが低い。
サッと取り出してすぐに使える手軽さと、取り回しの良さから、今回もスティックタイプで探しました。

しかし、スティックタイプの弱点は吸引力が弱いこと。
取り回しが良くても、重視している吸引力が弱いのでは意味がありません。

ところが、ツインバード『HC-EB54B』はコード式。

さきほどの吸引力で言えば、バッテリー駆動よりコード式のほうが吸引力が強いです。

それはそうですよね。
バッテリー駆動の場合、バッテリー残量によって吸引力も変わってきますが、コード式の場合、ずっと電力が供給されています。

『コードが邪魔かも?』『コードの抜き挿しが面倒かも?』とも思いましたが、まったく問題ありませんでした。
このあたりは、後ほどのレビューで詳しく解説していきます。

ツインバード『HC-EB54B』にした決め手はとあるブログ

ツインバード『HC-EB54B』も含め、何台か候補を選びました。
どれが良いかなと考えていたとき、あるブログ記事を読みました。

それは、勝間和代さんのブログ記事でした。
»引っ越して9ヶ月。この9ヶ月に増やして良かったものベスト3

勝間さんの本は何冊も読んでおり、本の中でガジェットに言及している文章もよく目にしていました。
いろいろな家電を試し、合理的に商品を選んでいる印象があります。

ちなみに最近、『勝間家電』も出版されましたね。
»仕事と人生を変える 勝間家電

そんな勝間さんが『引越し後に買ってよかったもの』として紹介していたのが、今回私が購入したツインバード『HC-EB54B』だったのです。

しかも、勝間さんもダイソンから買い替えたとのこと。

これが決め手になりました。

あくまで決め手であって、選んだ理由は勝間さんのブログだけではありません。

まずは、ツインバード『HC-EB54B』の性能と価格です。

掃除機に求める条件として吸引力を挙げましたが、吸引力は吸込仕事率として数値で表されます。
ツインバード『HC-EB54B』は、この吸込仕事率が他のモデルと比べても大きかったのです。

そして、何と言っても価格も魅力的でした。

私が使っていたダイソンは3万円しないくらいのものでしたが、ツインバード『HC-EB54B』はなんと約7,000円。

ダイソンの4分の1くらいの価格で買えてしまうのです。

ダイソンは保証が切れた直後に壊れてしまったので、正直、2年で3万円がダメになったのかとショックでもありました。
ツインバード『HC-EB54B』は1年保証ですが、何と言っても7,000円なので、1年ちゃんと使えれば十分。

そうは言っても、安すぎて使えないのでは意味がないと決めかねていたのです。
そんなときに勝間さんのブログを読み、ダイソンから変えて快適になったと書いてあったので、購入を決めたというわけです。

【レビュー】ツインバード『HC-EB54B』を使った感想

【レビュー】ツインバード『HC-EB54B』を使った感想

さて、いよいよ実際にツインバード『HC-EB54B』を使ってみた感想です。

ダイソンV8からの買い替えなので、いろいろと比較しながら使ってみました。

ダイソンより音は大きいが、気にならない

口コミでよく見かけたのが「音がうるさい」という意見。

掃除機の音って、結構気になりますよね。
特に、小さいお子さんやペットがいるご家庭だと、なおさらです。

で、実際に使ってみた感想は、確かに、ダイソンV8と比べると音は大きいです。
ダイソンは「シューン」という比較的マイルドな音だったのに対し、ツインバード『HC-EB54B』は「ゴォー」という、昔ながらの掃除機という感じの音がします。

掃除機に静音性を求める場合は、ちょっと気になるポイントだと思います。

ただ、掃除機はある程度の音がするものと思っていますし、私は気になるレベルではありませんでした。

一軒家を掃除してみても、10分で熱停止はしない

購入前に気になった口コミがもう一つあり、それは熱停止です。
「連続で10分くらい使うと、モーターが熱くなって安全装置が働いて止まってしまう(熱停止する)」という声をいくつか見かけました。

これはちょっと心配でした。
というのも、いつも10分以上掃除をしていたからです。

で、実際に一軒家で使っていますが、今のところ、熱停止したことは一度もありません。
だいたい20分くらいは連続で使っていると思いますが、問題なく動き続けてくれています。

もしかしたら、部屋の移動時に少し掃除機を使っていない時間があるから、熱停止しないのかもしれません。

半年以上使った感想としては、一般的な掃除であれば、そこまで熱停止の心配はしなくても良さそうです。

ダイソンより軽いはずだが、実際には重く感じる

ツインバード『HC-EB54B』と以前使っていたダイソンV8を比べると、ツインバード『HC-EB54B』のほうが軽いです。

これは、コード式でバッテリーがないのが大きな要因ですね。

ところが、実際に使っていると、ツインバード『HC-EB54B』のほうが重く感じます。

ダイソンの場合、ヘッド自体にある程度の重さがあって、それが床にピタッと吸い付くような感じで安定していました。
さらに、ヘッドのローラーが回転しているので、簡単に前へ進みます。

一方、ツインバード『HC-EB54B』はヘッドが軽いです。

ヘッドが軽いことには良い面もあるのですが、床を掃除する分には、少し手で掃除機を支える形になるので、その分が重く感じるのだと思います。

良い面はヘッドが軽い分、取り回しが楽なことですね。

とは言え、その重く感じるのにも数日で慣れてしまいました。

ベッドの下など、高さが低いところは少し掃除しづらい

先ほど、ツインバード『HC-EB54B』はヘッドが軽いと書きました。
ヘッドが軽い影響もあると思うのですが、ツインバード『HC-EB54B』はベッドやソファ、テレビ台の下など、高さが低いところは少し掃除がしづらいです。

下記画像をご覧ください。

ツインバード『HC-EB54B』のヘッドを倒したところ

このくらいの角度になると、ヘッドが浮いてしまいます。

ツインバード『HC-EB54B』は斜めに倒すとヘッドが浮かない

倒すだけでなく、少し斜めにしながらであれば結構倒せますが、ちょっと意識する必要があります。

ちなみに、ダイソンV8は下記。

ダイソンV8を倒したところ

一番下まで倒して、わずかにヘッドが浮く程度です。

私の場合はツインバード『HC-EB54B』で困っていませんが、高さがあまりないところの掃除が多い場合は、奥まで届かないところもあるかもしれません。

コードが6mもあるスティックタイプなので、コード式でも気にならない

以前使っていたダイソンV8はバッテリー駆動なので、コードを気にする必要はありませんでした。

一方、ツインバード『HC-EB54B』はコード式なので、不便じゃないかなと気になっていましたが、まったく問題ありませんでした。

コードが気にならない要因は、下記の2つ。

  • コードの長さが6mもあること
  • 同じコード式でもキャニスタータイプと違い、床に本体がないこと

部屋の大きさやコンセントの位置にもよりますが、10畳くらいまでであれば、コンセントを挿し替えなくても、部屋の隅々まで掃除できます。
ちなみに、コンセントのプラグ部分には下記を使っているので、コンセントの挿し替えも楽です。
»エルパの『楽に抜けるアダプター』が便利【ダイソーとも比較】

エルパ(ELPA) 楽に抜けるアダプター RTP-301B(W)

ダイソンV8のようなコードレスの手軽さには敵いませんが、逆に、掃除中に充電が切れるかもという心配が一切ないのは、コード式ならではの大きなメリットですよね。

結果として、コード式でもマイナスポイントはなく、吸引力の強い掃除機を使えて良かったです。

コードの抜き挿しは『楽に抜けるアダプター』で解決

コード式だと部屋の移動時にコードを抜き挿ししますよね。

抜き挿しの回数が多いと少し手間ですが、私は上述したように、コンセントのプラグ部分にはエルパの『楽に抜けるアダプター』を使っています。
»エルパの『楽に抜けるアダプター』が便利【ダイソーとも比較】

プラグ部分につまみがついていて、ツマミを押すと簡単にコンセントから抜けるアダプターです。

300円くらいで買えますし、費用を抑えたい場合はダイソーでも同じ仕組みのものが売っています。
私としては、専用メーカーであるエルパのほうが安心感があっておすすめです。

エルパ(ELPA) 楽に抜けるアダプター RTP-301B(W)

ツインバードのサポートも迅速だった

実は使い始めて3ヶ月経った頃、ダストボックスの一部が破損してしまいました。

特に落としたり倒したりもしていないので、保証を使えるか確認するためにツインバードにメール。
すると、数時間後に、保証で直ること、1週間くらいかかることがわかりました。

その後、ツインバードに掃除機を発送し、数日後には直って戻ってきました。

連絡のやり取りも修理完了までも早かったので、万が一の時でも安心です。

唯一気になったのは、商品を送ってから戻ってくるまで連絡がなかったこと。

私はパソコンですが、同じ修理業をしています。
私の場合、商品が届いたタイミングや見積もりのタイミング、修理が終わったタイミングや発送のタイミングなど、細かくメールをしています。

そんな感覚で待っていたので、「ちゃんと届いたかな?」「いつ頃戻ってくるんだろう?」と少し気になりました。

とは言え、送る前に1週間と聞いていましたし、ちゃんと1週間で戻ってきたので、問題なし。

ちなみに、修理後の保証については下記のどちらか長いほうが適用されるようです。

  • 元々の保証期間
  • 修理箇所については、修理後6ヶ月

修理後の保証もあるのは嬉しいですね。
私の場合は、元々の保証期間のほうが長いので、あと何ヶ月かは保証が残っています。

その都度連絡があるとさらに良かったなと思いますが、忙しいでしょうし、7,000円の掃除機をしっかり1年間保証してもらえるだけで十分ですね。

ツインバード『HC-EB54B』の詳細スペックと価格

ツインバード『HC-EB54B』の詳細スペックと価格

最後に、ツインバード『HC-EB54B』の詳細スペックと価格を見ていきましょう。

なお、価格は記事更新時点のものです。
ご覧いただくタイミングによっては価格が異なりますので、ご了承ください。

ツインバード『HC-EB54B』の詳細スペック

ツインバード『HC-EB54B』の詳細スペックは下記。

電源 AC100V 50-60Hz
消費電力 750W
吸込仕事率 200W
集塵容量 0.7L
本体寸法(約) 幅145*奥行290*高さ220mm
本体重量(約) 1.9kg
コード長(約) 6m
付属品 ソフトブラシ、床用吸込口、すき間ノズル、延長パイプ、アタッチメント収納袋、お手入れブラシ
保証期間 1年間

吸込仕事率は200Wで、スティックタイプの中ではかなり強い部類ですが、キャニスタータイプと比べると弱め。
コード式のスティックタイプなので、その中間という強さですね。

また、レビューで書きましたが、1年保証がついていますので、何かあっても安心です。

付属品は必要最低限。
すき間ノズルやブラシタイプのものもついています。

ツインバード『HC-EB54B』の説明書

ツインバード『HC-EB54B』についてより詳しく知りたい場合は、下記をご覧ください。 
公式サイトの説明書になりますので、『HC-EB54B 説明書』などで検索してこの記事にたどり着いた場合もこちらからどうぞ。
»ツインバード『HC-EB54B』の説明書はこちら

ツインバード『HC-EB54B』の価格

ツインバード『HC-EB54B』は、下記のどこで買っても価格はほぼ同じ。

記事更新時点の価格は9,980円(税込)で、公式サイトと楽天は1,000円オフクーポンが出ています。

ヨドバシはクーポンはありませんが、ポイントが10%つくので実質価格は同じ。
Amazonは約9,000円で販売されています。

まとめ:【レビュー】ダイソンV8からツインバード『HC-EB54B』への買い替え

この記事では、半年以上使ったツインバード『HC-EB54B』の感想を見てきました。

ダイソンV8からの買い替えで、価格で言えば約4分の1。
安くて大丈夫かなと少し不安もありましたが、7,000円という価格で、この吸引力、この使いやすさなら大満足です。

ツインバード『HC-EB54B』は特に下記のような方におすすめできます。

  • 掃除機はやっぱり吸引力が一番大事と考えている
  • 高い掃除機じゃなくても、しっかりゴミを吸ってくれればOKというコスパ重視
  • キャニスタータイプ(本体を引っ張るタイプ)は邪魔だから、手軽なスティックタイプを探している
  • 掃除機の音の大きさはそこまで気にしない
  • ダイソンなどの高めの掃除機を使っていたけれど、もう少し手頃な価格のサブ機や買い替えを検討している

ダイソンのコードレスの快適さやローラーで自走することによる掃除のしやすさなど、ツインバード『HC-EB54B』にないところもあります。

でも、掃除機としていちばん大事な『ゴミをしっかり吸い取ること』という点においては、ダイソンV8よりおツインバード『HC-EB54B』のほうが優れています。
さらに、コード式なので、充電切れを心配しなくていいという安心感もあります。

普段使いの掃除機として、吸引力が強くて、コスパ重視で探しているなら、ツインバード『HC-EB54B』をぜひ。

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