ノートパソコンを買うときのスペック・条件【2024年10月時点】

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ノートパソコンを買うときのスペック・条件【2024年10月時点】

パソコン修理の仕事を通して、お客様に下記のようなことを聞かれたことがあります。

  • パソコンは何使ってるんですか?
  • どういう基準でパソコンを選んでますか?

年内にパソコンを買い替えようと思っていますので、私がノートパソコンを買うときのスペック・条件と候補に選んだノートパソコンを紹介していきます。

同じような条件で探している場合は1つの目安になるはずですので、ぜひ参考にしてください。

✅ この記事で解決できる悩み

  • ビジネス用途+αのノートパソコンを探している
  • 何を目安にパソコンを選べば良い?

✅ 記事の信頼性

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ノートパソコンの理想のスペック・条件

ノートパソコンの理想のスペック・条件

まずは、こういうパソコンが良いなというスペック・条件を決めていきましょう。

私の頭に浮かんでいる理想のスペック・条件を満たすパソコンはないと思います。
ただ、自分の中での100点を認識しておくのも大事ですので、書き出してみます。

私の用途と現在のパソコン

私がパソコンを使う目的は、下記のようなものです。

  • ブログなどの軽い作業
  • たまに動画編集などの少し重い作業

一般的なビジネス用途のパソコンでも大丈夫ですが、少し余裕のある性能だと尚良し。
また、同じ建物内ではよく持ち運びますが、外に持ち出すのは月に数回という感じです。

なお、現在はMacBookAirの13インチを使用しています。
仕事ではWindowsもMacも使いますが、プライベートではMacメインですね。

ただ、今回はWindowsを購入します。
MacとWindowsについては、下記記事で詳しく解説しています。
»WindowsとMac、買うならどっちがいい?両方使うPC修理者が解説

ノートパソコンの理想のスペック・条件

ノートパソコンの理想のスペック・条件は下記の通り。

  • CPU・・・Intel Corei5〜7/AMD Ryzen5〜7
  • メモリ・・・16GB以上
  • ストレージ・・・M.2 SSD 256GB以上
  • ディスプレイ・・・15〜16インチ
  • 本体重量・・・1.5kg以下
  • 価格・・・10万円以下
  • 公式サイトで買えること

なぜ上記スペック・条件にしたのか、1つずつ解説していきます。

CPU

CPUの条件は、Intel Corei5〜7/AMD Ryzen5〜7。

Corei3/Ryzen3だと価格を抑えられますが、少し余裕のある性能が良いので、上記にしました。
また、Corei9/Ryzen9ほどの性能は必要ありませんし、価格も上がるので、候補に入れていません。

さらに、新品のノートパソコンであれば、ここに2〜3世代のCPUが使われています。
新しいほうが良いですが、世代数に関しては指定はなしです。

ただ、予算内で相対的に性能が低いCPUは選びません。
ここでは、ざっくりとした条件で進めます。

メモリ

メモリの条件は、16GB以上。

一般的なビジネス用途でも8GB以上は必須ですね。

私の場合、たまに少し重い作業もするため、8GBだと少なく感じます。
そのため、余裕を持って16GB以上にしました。

私はメモリの容量は多めが良いと考えていますので、一般的なビジネス用途でも16GB以上がおすすめです。
»【PC修理者が解説】CPUとメモリ、どっちを優先すべきか?

ストレージ

ストレージの条件は、M.2 SSD 256GB以上。

ストレージの種類はいくつかありますが、ここまでのCPU、メモリの条件を満たしているノートパソコンであれば、M.2 SSDが搭載されているものがほとんどです。

ストレージの容量も、ここまでの条件を満たしているノートパソコンなら256GB以上あるものが多いですね。
容量は多いに越したことはありませんが、私の使い方ではそこまでパソコン本体にデータを入れておきません。

予算内で容量を増やせるのであれば多めでも構いませんが、容量の優先度は低めです。

ディスプレイ

ディスプレイの条件は、15〜16インチ。

現在、13インチを使っているのですが、もう少し画面が大きいほうが良いなと感じることがあります。

14インチのモデルも多いですが、それだと13インチと大きく違わないので、15〜16インチにしました。
Windowsの場合、15.6インチか16インチのどちらかになりますね。

また、17.3インチもありますが、候補が少なすぎる上に、価格が上がります。
大きすぎると持ち運びにも影響しますので、除外しました。

ただ、ディスプレイを大きくするとネックになるのが、次の点です。

本体重量

本体重量の条件は、1.5kg以下。

1.5kgを基準にした理由は、今のMacが1.3kgで、もう少し重くてもOKだからです。
とは言え、重すぎると持ち運びが億劫になるので、アダプターやスマホ分くらいなら、という感じですね。

理想のスペック・条件を満たすパソコンはないと思うと書きましたが、それは本体重量が理由です。
軽量モデルになればなるほど、価格が上がるのが普通ですよね。

本体重量か価格を無視すれば、いくつも候補がありますが、理想のスペック・条件ということで一旦このまま進めます。

価格

価格の条件は、10万円以下。

上記の本体重量のように、ネックになる条件を無視すれば、10万円以下で十分使えるノートパソコンが買えます。

また、私自身の予算的にもWindowsなら10万円以下で、というところです。

その他

インターフェースにこだわりはありません。

SDカードスロットも、あったらあったで便利ですが、なくても困りません。
アダプターもUSB-C給電できると良いですが、そこに強いこだわりはありません。

指紋認証はあると嬉しいですが、顔認証は必要なしという感じで、条件に入れるほどではないですね。

パソコンメーカーは、第一希望がマウスコンピューター、第二希望がLenovo。
ただ、マウスコンピューターだとかなり条件を緩めないとないはずですので、コスパの良いLenovoから選ぶ形になりそうです。
»パソコンメーカーのおすすめランキング【パソコン修理者が厳選】

なお、Amazonや楽天など、いろいろな場所で購入することができますが、公式サイトで買えるものに絞りました。

理想のスペック・条件を満たすノートパソコンはない

念のため上記条件で探してみましたが、やはり条件をすべて満たすノートパソコンはありませんでした。

引っかかっているのは本体重量か価格です。

価格は引き上げたくないので、本体重量の条件を緩めることにします。
とは言え、2kgオーバーは結構辛いので、2kg以内。

それでは、改めて、現実的なスペック・条件を決めていきましょう。

ノートパソコンの現実的なスペック・条件

ノートパソコンの現実的なスペック・条件

ノートパソコンの現実的なスペック・条件は、下記。

  • CPU・・・Intel Corei5〜7/AMD Ryzen5〜7
  • メモリ・・・16GB以上
  • ストレージ・・・M.2 SSD 256GB以上
  • ディスプレイ・・・15〜16インチ
  • 本体重量・・・2kg以下
  • 価格・・・10万円以下

上記条件だと、ものすごい数のノートパソコンがあるはずですので、一部条件を厳しくします。

具体的には、下記の優先順位で絞っていきます。

CPUスコア15,000以上 > メモリ32GB > ストレージ容量

メモリ32GBよりCPUスコア15,000以上を満たすパソコンのほうが多いはずなので、CPU優先で条件を絞ります。
その後、メモリ32GBでも予算が余るようなら、ストレージに振るという流れです。

これでかなり絞れましたので、その中から、実際に候補を選んでいきましょう。

現実的なスペック・条件を満たすノートパソコン

現実的なスペック・条件を満たすノートパソコン

ここまでで、私がノートパソコンを探すときのスペック・条件が決まりました。

ここからは実際にそのスペック・条件を満たすノートパソコンをご紹介していきます。

1台目:ThinkPad E16 Gen2 AMD:価格com限定プレミアム2

1台目:ThinkPad E16 Gen2 AMD:価格com限定プレミアム2

今回紹介する中で、おそらく一番コストパフォーマンスが良いのが、このノートパソコン。
»ThinkPad E16 Gen2 AMD:価格com限定プレミアム2

スペックは、下記の通り。

CPU AMD Ryzen7 7735HS(3.20GHz 最大4.75GHz)
メモリ 32GB(16GB×2) DDR5-4800MHz(SODIMM)
ストレージ M.2 SSD 256GB
ディスプレイ 16″ WUXGA液晶(1920×1200)IPS、光沢なし、マルチタッチ非対応
本体重量 1.81kg
価格 99,800円(税込)

Ryzen7 7735HSはゲーミングPCにも搭載されるレベルのCPU。
そして、10万円以下にも関わらず、メモリが32GB。

本体重量が1.8kgで、アダプターと合わせると2kgを少しだけオーバーします。
本体重量のみで2kg以下という条件なので、一応OKですね。

同じ構成で14インチモデルもあり、こちらは本体重量が1.5kg。
»ThinkPad E14 Gen 6 AMD:価格com限定プレミアム2

指紋センサーなど、カスタマイズをすると10万円を超えてしまいますが、数千円なので許容範囲です。

また、ストレージ容量が256GBだと少ない場合は、1TBバージョンもあります。
1TBバージョンの価格は、109,890円で10万円オーバーですが、それだけの価値がありますね。
»ThinkPad E16 Gen 2 AMD:価格com限定プレミアム 1TBバージョン

2台目:IdeaPad Slim3 Gen8 AMD(15.6型):カスタマイズモデル

IdeaPad Slim3 Gen8 AMD(15.6型):カスタマイズモデル

2台目は、カスタマイズ前提のこちら。
»IdeaPad Slim3 Gen8 AMD(15.6型):カスタマイズモデル

まず、カスタマイズ前のスペックは、下記の通り。

CPU AMD Ryzen3 7330U(2.30GHz 最大4.30GHz)
メモリ 8GB DDR4-3200MHz(オンボード)
ストレージ M.2 SSD 512GB
ディスプレイ 15.6″ FHD液晶(1920×1080)IPS、光沢なし、マルチタッチ非対応
本体重量 1.62kg
価格 59,840円(税込)

上記だと、この記事の条件を満たしていないので、カスタマイズします。
CPU、メモリを下記のようにカスタマイズしました。

CPU AMD Ryzen5 7530U(2.00GHz 最大4.30GHz)
メモリ 16GB DDR4-3200MHz(オンボード)
ストレージ M.2 SSD 512GB
ディスプレイ 15.6″ FHD液晶(1920×1080)IPS、光沢なし、マルチタッチ非対応
本体重量 1.62kg
価格 69,740円(税込)

+10,000円ほどでカスタマイズできました。
ちなみに、CPUはここから+7,000円ほどでRyzen7までアップグレード可能です。

最初から指紋センサーもついていますし、内蔵カメラも1080pのフルHDが搭載されています。

予算に余裕があるのでメモリを32GBにしたいですが、このモデルは16GBまでしかカスタマイズできません。
しかも、オンボードタイプなので、自分で増設もできないようです。

それでも、十分コストパフォーマンスが良いです。
ただ、1台目は拡張性があるのと、やはり性能がかなり良いので、1台目と比較すると悪くはないという印象。

3台目:ThinkBook16 Gen6:価格com限定パフォーマンス2

3台目:ThinkBook16 Gen6:価格com限定パフォーマンス2

3台目は、こちら。
»ThinkBook16 Gen6:価格com限定パフォーマンス2

スペックは、下記の通り。

CPU AMD Ryzen5 7430U(2.30GHz 最大4.30GHz)
メモリ 16GB(16GB×1 もしくは 8GB×2) DDR4-3200MHz(SODIMM)
ストレージ M.2 SSD 512GB
ディスプレイ 16″ WUXGA液晶(1920×1200)IPS、光沢なし、マルチタッチ非対応
本体重量 1.7kg
価格 77,770円(税込)

メモリは32GBまでカスタマイズ可能ですが、+26,400円かかります。
カスタマイズすると予算を4,000円ほどオーバーしますが、許容範囲。

ただ、Amazonでは16GBのメモリが5,000〜6,000円で買えますので、割高に感じますね。
メモリを32GBにするなら、Amazonで買って、自分で増設ですね。

CPUに関しても、+20,900円でRyzen7にアップグレード可能です。
ただ、アップグレードしたとしても、単純な性能だけ見れば1台目のほうが上です。

1台目との違いは、ThinkBookは最初から指紋センサーがついていたり、フルHDカメラだったりします。

メモリを自分で32GBにすると、合計で83,000円ほど。
1台目のThinkPadとの価格差は2万円ですが、ThinkBookを基準で考えると、ThinkPadのCPU性能は1.5倍、ストレージ容量は半分ですね。

まとめ:ノートパソコンを買うときのスペック・条件【2024年10月時点】

この記事では、私がノートパソコンを買うときのスペック・条件と候補に選んだノートパソコンを紹介しました。

ノートパソコンのスペック・条件は、下記。

  • CPU・・・Intel Corei5〜7/AMD Ryzen5〜7
  • メモリ・・・16GB以上
  • ストレージ・・・M.2 SSD 256GB以上
  • ディスプレイ・・・15〜16インチ
  • 本体重量・・・2kg以下
  • 価格・・・10万円以下

これだと台数が多いので、下記の条件で絞ります。

CPUスコア15,000以上 > メモリ32GB > ストレージ容量

メモリ32GBよりCPUスコア15,000以上を満たすパソコンのほうが多いはずなので、CPU優先で条件を絞ります。
その後、メモリ32GBでも予算が余るようなら、ストレージに振るという流れです。

このスペック・条件を満たすノートパソコンの中から、選んだのが下記の3台。

モデル名 スペック 価格
ThinkPad E16 Gen2 AMD
  • CPU・・・AMD Ryzen7 7735HS
    (3.20GHz 最大4.75GHz)
  • メモリ・・・32GB(16GB×2)
  • ストレージ・・・M.2 SSD 256GB
  • ディスプレイ・・・16″ WUXGA液晶(1920×1200)
  • 本体重量・・・1.81kg
99,800円(税込)
IdeaPad Slim3 Gen8 AMD
  • CPU・・・AMD Ryzen5 7530U
    (2.00GHz 最大4.30GHz)
  • メモリ・・・16GB(オンボード)
  • ストレージ・・・M.2 SSD 512GB
  • ディスプレイ・・・15.6″ FHD液晶(1920×1080)
  • 本体重量・・・1.62kg
69,740円(税込)
ThinkBook16 Gen6
  • CPU・・・AMD Ryzen5 7430U
    (2.30GHz 最大4.30GHz)
  • メモリ・・・16GB(16GB×1 もしくは 8GB×2)
    購入後に自分で32GBまで増設
  • ストレージ・・・M.2 SSD 512GB
  • ディスプレイ・・・16″ WUXGA液晶(1920×1200)
  • 本体重量・・・1.7kg
77,770円(税込)

年内に買い替え予定予定なので、もう少し悩もうかと思います。
現時点では、1台目か3台目のどちらかになりそうですね。

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