【Anker A1388レビュー】10,000mAhモバイルバッテリーの中で、無難な選択肢

〈景品表示法に基づく表記〉当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

【Anker A1388レビュー】10,000mAhモバイルバッテリーの中で、無難な選択肢

この記事では、AnkerのモバイルバッテリーA1388のレビューをしていきます。

Anker A1388は他のモバイルバッテリーと比べ、特にどこかが優れているわけではありません。
でも、それで良いのです。

Anker A1388は安心して、ちゃんと使える、無難な10,000mAhモバイルバッテリー。

A1388とよく似ているA1257とも比較してきますので、ぜひ参考にしてください。

✅ この記事で解決できる悩み

  • Anker A1388を買おうか迷っている
  • Anker A1388とA1257の違いは?
  • Anker A1388はリコール対象?

✅ 記事の信頼性

profile

Anker A1388を買った経緯と理由

Anker A1388を買った経緯と理由

Anker A1388の前もAnkerのモバイルバッテリーを使っていました。
使っていたのは、Anker PowerCore20100。

PowerCore20100はもう6年以上前に買ったものですが、モバイルバッテリーをほとんど使わないので、たまに使うくらいなら、これで十分でした。

ところが、最近買ったヒーターベストで使おうと思ったところ、なぜか使えません。
出力などの条件は満たしているのですが…。

Anker公式サイトを確認したところ、PowerCore20100のページには『電熱ベスト、空調服などの電源として使用しないでください。』と書かれています。

PowerCore20100は年数なりに劣化しているはずなので、この機会に新調することにしました。

PowerCore20100は20,000mAhあるのが良い点ですが、重いんですよね。
約360gあるとのこと。

で、PowerCore20100をヒーターベストに入れて着てみると、やっぱり重い。
元々、外出時に持って行くときにも重いと感じていたので、10,000mAhのモバイルバッテリーを探すことに。

ちなみに、メーカーはAnkerと決めていました。

モバイルバッテリーと言えば?と聞かれて、思い浮かぶメーカーがありますよね。
私の場合、思い浮かぶメーカーはAnkerです。

Ankerなら製品もサポートもしっかりしているし、保証期間も長い。

定番で尖ったところはないかもしれませんが、それで良いのです。

さて、Ankerの中で、10,000mAhで絞ったところ、20台ほどあります。

その中で、下記のものは除外しました。

  • ケーブルが本体から直接出ているタイプは、ケーブルを使っていないときに邪魔になりそうなので除外
  • 65W以上だとパソコンなどにも使えて便利だが、価格が高くなるので除外
    (そもそも、私の場合はパソコンで使うこと自体がなさそう)

その上で、5,000円以下で探してみると、数台まで絞り込めました。

中でも、ストラップにもなるUSB-Cケーブルが付属する、Anker PowerBank A1257かA1388にしようと決めました。

このあとA1257とA1388の違いについて解説しますが、私はA1388にしました。

理由は下記。

  • A1257は電熱ベストで使わないようにと書いてあるが、A1388には書かれていない
  • 定価はA1257のほうが安いが、たまたまセールでA1388のほうが安かった

私がモバイルバッテリーを買う目的がヒーターベストだったので、PowerCore20100と同じ注意書きがあるA1257ではなく、注意書きのないA1388にしました。
ただ、注意書きに関しては、Ankerが書き忘れている可能性もありますね。

そして、ラッキーなことに、たまたまA1388のほうが安く買えるタイミングでした。

ちなみに、Anker公式サイトにはA1257をヒーターベストで使わないようにと書かれていますが、調べてみると、ヒーターベストで使っている人が複数いました。
おそらく、A1257でもA1388でも問題なくヒーターベストで使えるのではと思います。

【Anker A1388レビュー】無難なモバイルバッテリー

【Anker A1388レビュー】無難なモバイルバッテリー

それでは、ここからAnker A1388のレビューです。

Anker A1388は、この記事のタイトル通り、無難な選択肢。
ちゃんとした製品で、保証も長く、安心して使えるモバイルバッテリーです。

細かい仕様なども含め、詳しく見ていきましょう。

Anker A1388はスマホくらいの大きさ

Anker A1388の外箱

今回購入したAnker A1388。

Anker A1388を外箱から出したところ

中身は、本体とストラップにもなるUSB-Cケーブル。

Anker A1388の内容物

大きさは約151 × 71 × 16mmで、縦横は6.1インチのスマホと同じくらいです。

今まで使っていたPowerCore20100は厚さが22mm。
数mmの差ですが、かなり薄く感じます。

そして、重さは約260g。
10,000mAhだと200gくらいのモバイルバッテリーが多いので、少し重めですね。

Anker A1388にUSB-Cケーブルを付けたところ

USB-Cケーブルを付けると、このようになります。

私はヒーターベストで使うのが目的で、ヒーターベストからUSB-Aケーブルが出ているので、ケーブルは付けずに使っています。

Anker A1388のポートは2つ

Anker A1388のUSBポート

Anker A1388のポートは2つ。
USB-CポートとUSB-Aポートがそれぞれ1つずつあります。

ちなみに、ぞれぞれの出力は下記。

USB-C 出力 5V = 3A / 9V = 2.22A / 10V = 2.25A (最大 22.5W)
USB-A 出力 5V = 3A / 9V = 2A / 10V = 2.25A (最大 22.5W)

なお、出力については、下記の注意書きがあります。

USB-Aポート/ USB-Cポートの22.5W出力はHuawei機器のみ対応です。Huawei機器以外については、USB-AポートはMax 18W出力、USB-CポートはMax 20W出力となります。複数ポート使用時の合計出力はMax 15Wとなります。

参照:Anker公式サイト

Anker A1388は満充電まで5~6時間

Anker A1388の残量表示ディスプレイ

本体のボタンを押すと、オンになり、残量が表示されます。
そして、本体のボタンを長押しすると、オフになります。

個人的には、ここの残量ディスプレイはなくても良いですね。
ここだけ指紋の跡が残りますし、何%残っているか、そこまで細かくわからなくても問題ありません。

よくある4~5個のLEDインジケーターにして、全面マット仕上げだとさらに良かったです。

Anker A1388の低電流モード

本体のボタンを2回押すと、低電流モードになります。
低電流モードのときは、残量表示の上に緑色のランプが点灯。

Anker A1388の充電速度①

充電速度も計ってみました。

Anker A1388の充電速度②

1時間で25%増えました。

Anker A1388の充電速度③

次の1時間では24%増えました。
このあとも何回か計ってみましたが、1時間で20~25%増えるようですね。

ただ、80%を超えると充電速度が少し落ちます。
これはリチウムイオン電池の特性なので、他のモバイルバッテリーでも同じです。

10%以下から満充電までは5~6時間かかると思ったほうが良いでしょう。

Anker A1388N11、A1388N21、A1388NV1の違いは本体カラー

Anker A1388N11、A1388N21、A1388NV1の違いは本体カラー

Anker A1388には型番が3つあり、違いは本体カラーです。

型番と本体カラーは、下記のようになります。

型番 本体カラー
Anker A1388N11
Anker A1388N21
Anker A1388NV1 パープル

本体カラー以外は、仕様も定価も同じです。

ただ、ショップによって取り扱いカラーが違ったり、セール時の価格が違ったりします。

Anker A1388とA1257の違いは、ポート数とサイズ

Anker A1388とA1257の違いは、ポート数とサイズ

A1388とA1257の主な違いは、下記。

A1388 A1257
ポート数 2つ
USB-Cが1つ、USB-Aが1つ
3つ
USB-Cが2つ、USB-Aが1つ
大きさ 約151 × 71 × 16mm 約114 × 71 × 16mm
重さ 約260g 約200g
定価 4,490円(税込) 3,490~3,990円(税込)

A1257のほうがポートの数も多く、小型で軽量。

そして、定価を比べると、A1257のほうが500~1,000円安いです。
ただ、私が買ったときのように、A1388のほうが安くなるタイミングもあります。

上記違いを見てどちらでも良ければ、買うときに安いほうで良いでしょう。

Anker A1388を買った理由の1つとして、『A1257は電熱ベストで使わないようにと書いてあるが、A1388には書かれていない』と書きました。
これには本体サイズが影響していると考えています。

A1257は小型化するために無理な設計をしたのではないかと言われることもあります。
A1388とA1257を比べると、容量や出力など、ほぼ同じ製品にも関わらず、A1257のほうが縦に40mmほど短く、60g軽いわけです。

つまり、A1257は小さい本体にそれだけ詰め込まれているわけですね。

モバイルバッテリーは入出力中に熱を発します。
本体内が密集していればいるほど、熱の逃げ場がなく、危険ということになります。

構造の違いに加えて、次のことも知っておいたほうが良いかもしれません。

Anker A1388はリコール対象ではない

Anker A1388で検索すると、下記のようなキーワードが出てきます。

Anker A1388の検索キーワードの候補

『Anker A1388 リコール』とありますので、この点も見ていきましょう。

結論、Anker A1388はリコール対象ではありません。

先ほどA1388との違いを見た、A1257はリコール対象です。
そして、リコールに関するページにA1257の類似商品としてA1388が紹介されています。

これは『A1257とA1388が似ているから間違えないでね』という案内で、『類似製品のA1388「PowerBank (10000mAh, 22.5W, 2Ports)」は回収対象外でございます。』と明記されています。

先ほど、A1388でもA1257でもどちらでも良いなら、買うときに安いほうで良いでしょうと書きました。
ただ、実はリコール対象のA1257はまだ出回っている可能性があります。

と言うのも、リコール対象のA1257は、2025年6月26日までに販売した一部の製品。
この記事を書いているのが12月なので、半年前に仕入れて、今でも販売しているところもあるのではと思います。

リコール対象のA1257を買ってしまった場合は、交換か返金をしてもらえます。

ただ、リコールや小型化の弊害がある可能性を考えると、より安全な、より確実なモバイルバッテリーがほしければ、A1388にしておくほうが無難ですね。

まとめ:【Anker A1388レビュー】10,000mAhモバイルバッテリーの中で、無難な選択肢

この記事ではAnker A1388のレビューをし、類似商品であるA1257との違いも見てきました。

Anker A1388は特に尖った特徴はありませんが、安心して使える無難なモバイルバッテリーです。

A1257と迷っているなら、買うタイミングで安いほうで良いと考えています。

ただ、本体の構造的にA1388のほうが安全性が高いとも言われていますので、A1388が安くなるタイミングを狙って買うのもアリですね。

タイトルとURLをコピーしました