
この記事では、エレコムの無線マウス『SHELLPHA M-SH30DBSKBK』のレビューをしていきます。
結論は、下記の通り。
とは言え、その仕様にも慣れたので、ほぼほぼ満足。
下記記事に今回のマウスを買う経緯を書いていますが、今回はメーカーオリジナルのカスタマイズソフトを使ってみたかったのです。
»【比較検討】ロジクールとエレコム、バッファローのマウス【5,000円以下】
下調べしてから買ったのですが、想定外の仕様があり、これだけが気になったポイントでした。
それでも、すでにその仕様にも慣れてしまったので、総合的には満足です。
価格も約2,600円と安く、コストパフォーマンスも良いので、チルトつきの多ボタンマウスを探しているなら、おすすめです。
✅ 記事の信頼性

エレコムの無線マウス『SHELLPHA M-SH30DBSKBK』をレビュー

早速、エレコムの無線マウス『SHELLPHA M-SH30DBSKBK』をレビューしていきます。
SHELLPHA M-SH30DBSKBKは使いやすく、コスパも良い
SHELLPHA M-SH30DBSKBKはチルトつきのマウスです。

サイドボタンもありますので、カスタマイズできるボタンが7つあるわけです。
コストパフォーマンスはかなり良いです。
調べてみるとわかりますが、3,000円以下でサイドボタンもチルトスクロールもあるマウスはあまり多くありません。
自分の手に合うかは人それぞれなので、可能なら一度触ってから買うことをおすすめします。
ただ、価格も価格なので、多ボタンマウスに興味があれば、お試し感覚で買ってみるのもアリですね。

SHELLPHA M-SH30DBSKBKの裏側で、電池のカバーは外してあります。
単3電池が最初から入っており、その隣に2.4GHz無線USBレシーバーが入っています。
このSHELLPHA M-SH30DBSKBKは接続方式が2.4GHz無線USBです。
Bluetooth接続のものもありますので、好みや環境に応じて選べるのも良いですね。

2.4GHz無線USBなので、パソコンに挿すだけでマウスが使えます。
ちなみに、今まではBluetooth接続のマウスを使っていましたが、今回は無線USBにしました。
理由は、パソコンのUSBポートが余っているのと、 無線USBのほうが接続が安定しているからです。
結果的に、今のところ、一度も接続が切れることなく使えています。
Bluetoothのときは、ごくまれに接続が切れることがあったので、より快適になりました。
SHELLPHA M-SH30DBSKBKに限らず、無線USBのほうがBluetooth接続より価格が安いマウスが多いので、USBポートに余裕がある場合は、無線USBをおすすめします。

引用:エレコム公式サイト
『手と手首に負担のかかりにくい有機的なエルゴノミクス形状』ということですが、傾斜は程よく、私はこのくらいが好みです。
握手するときの角度が一番良いと聞いたことがありますが、個人的に、そこまで傾斜があると、逆に使いづらいです。
強いて言うなら、Mサイズではなく、Lサイズが良かったです。
というのも、エレコムのマウスはサイズ展開が豊富なところも魅力ですが、SHELLPHA M-SH30DBSKBKはMサイズのみなのです。
仕方ないと思って買ったのですが、やっぱり、もう少し大きいと良かったですね。
とは言え、希望の仕様はすべて入っており、マウス本体の満足度は高めです。
想定外の仕様があったカスタマイズソフト『マウスアシスタント6』については、このあと詳しく解説します。
私と同じように、フリーソフトではなく、『マウスアシスタント6』を使う予定の場合は、購入前に必ずご覧ください。
SHELLPHA M-SH30DBSKBKの詳細スペック
ここまで、本体仕様に触れながらレビューをしてきましたが、ここでSHELLPHA M-SH30DBSKBKの詳細スペックをおさらいです。
| 接続方式 | 2.4GHz無線USB |
| 読み取り方式 | Blue LED |
| センサー分解能 | 2000DPI |
| ボタン数 | 7 |
| チルトの有無 | あり |
| 独自機能 | 4方向以外のジェスチャー割り当てが可能 |
| カラー | ブラック、ホワイト |
| サイズ | Mサイズのみ(幅約86mm×奥行約115mm×高さ約48mm) |
| 重量 | 電池なしの状態で、約80g |
| 価格 | 2,600円ほど |
同じモデルで、接続方式がBluetoothのものもあります。
そして、ジェスチャー割り当てが、上下左右の4方向だけでなく、上右のような組み合わせもできることです。
ところが、このジェスチャー割り当てに想定外の仕様がありました。
エレコムのカスタマイズソフト『マウスアシスタント6』の想定外の仕様

今回は、メーカーオリジナルのカスタマイズソフトを使ってみたかったので、エレコムのマウスアシスタント6をインストールしました。
もちろん、購入前にマウスアシスタントのページは見ました。
それだけでなく、ユーザーマニュアルも見てからマウスを購入しました。
マウスカスタマイズの中でも気にかけていたポイントは、ジェスチャー割り当てです。
というのも、各ボタンの入れ替えや機能の割り当ては、どのカスタマイズソフトでもできるからです。
逆に、『右クリックしたまま左クリックで戻る』のようなボタンの組み合わせは、メーカーオリジナルのカスタマイズソフトではできないだろうと思っていましたし、実際にマウスアシスタント6でもできませんでした。
マウスアシスタント6でもジェスチャー割り当てはできるのですが、何が予想外だったのか。
これは正しい表現ではないですが、このあとを読んでもらえれば、納得してもらえる表現のはず。
おそらく具体例を見てもらったほうがわかりやすいです。
例えば、ボタン1とボタン2があったとします。
両方のボタンに上下左右と4方向のジェスチャーを割り当てると、ボタン2つ✕4方向=8つの機能を割り当てられますよね。
具体例として、ボタン1にはブラウジングで使う機能、ボタン2にはタブ関係の機能のようにできるわけです。
ところが、マウスアシスタント6だと上記のようにならないのです。
ただ、どちらも同じ『ジェスチャ実行』という機能で、ボタン1を押しても、ボタン2を押しても同じジェスチャーしか使えません。
つまり、それぞれのボタンに別々の機能を持ったジェスチャーを割り当てることができず、『ジェスチャ実行』を割り当てたボタン1つ分✕割り当てたジェスチャーの数になります。
今までいくつかのソフトや拡張機能を使ってきましたが、ボタンごとにジェスチャー割り当てできるものが多かったので、ちょっと想定外の仕様でした。
ここまで見てきたように、ジェスチャー割り当て自体は複数のボタンにできます。
ただ、複数のボタンに戻るを何個も割り当てないように、結局、1つのボタンにしかジェスチャー割り当てをしません。
ということで、正しい表現ではないですが、1つのボタンにしかジェスチャー割り当てをできないと書きました。
幸い、マウスアシスタント6では上右のような方向の組み合わせが可能で、最大4つまで組み合わせることができます。

これを駆使すれば100個くらいのジェスチャーも割り当てられます。
ただ、普通はそこまでしないですし、ジェスチャーを増やせば増やすほど、覚えられなくなります。
そして、1週間も使った頃には、今の環境に慣れてしまいました。
それでも、ボタンごとにジェスチャー割り当てができるとさらに良かったとは思います。
『マウスアシスタント7』では、
- ボタンごとのジェスチャー割り当て
- 『右クリックしたまま左クリックで戻る』のようなボタンの組み合わせ
が実装されると嬉しいですね。
今後のマウス選びについて、マウスはやはり触ってから買うべき

マウスを比較検討している記事から、一部引用します。
そのため、今回はスペック面、見た目、口コミ(主に持ちやすさ)を参考に決めました。
マウスはいろいろな形状がありますし、一度触ってから決めたかったのですが、今回はそれができませんでした。
SHELLPHA M-SH30DBSKBKも悪くはないです。
ただ、ジェストフィットという感じでもありません。
これはある程度覚悟していましたし、ベストとは言えないまでも、買い直すほどでもありません。
ところが、SHELLPHA M-SH30DBSKBKを買ってから数日後、大きめの家電量販店に行く機会がありました。
そこにマウスの実機がたくさんあったので、いくつかのマウスを試してみました。
というのも、自分の手にジャストフィットするマウスがあったのです。
そのマウスは予算も仕様も合っていなかったので、どちらにしろ買うことはなかったのですが、それでも触った瞬間に『あ、持ちやすい』と感じるくらい、違いがありました。
私自身、マウスにはそこまでこだわりがなく、SHELLPHA M-SH30DBSKBKも『マウスに強いこだわりはないけど、5,000円以下で買える、それなりに使えるマウス』という感じで探しました。
ただ、次にマウスを買うときはもう少しこだわって、条件に『持ちやすさ』も加えようと思います。
まとめ:【レビュー】エレコムの無線マウス『SHELLPHA M-SH30DBSKBK』はコスパの良い多ボタンマウス
この記事では、エレコムの無線マウス『SHELLPHA M-SH30DBSKBK』のレビューをしました。
何より、これだけのマウスが約2,600円なので、コストパフォーマンスは抜群です。
『マウスに強いこだわりはないけど、価格も安くて、それなりに使えるマウス』をお探しであれば、ぜひ試してみてください。
この記事でレビューした2.4GHz無線USBモデルは下記。
Bluetoothモデルは下記。
