エクスプローラーの表示項目を変更し、固定する方法【Windows11】

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エクスプローラーの表示項目を変更し、固定する方法【Windows11】

早速ですが、下記画像をご覧ください。

Windowsのエクスプローラーを開いたところです。
赤枠の部分に名前やサイズなど、いくつか表示されていますね。

この記事では、この表示項目を変更し、固定する方法を解説していきます。
ちなみに、何を表示させるかだけでなく、列幅や並び順も変更することができます。

上記画像では名前やサイズが表示される詳細表示ですが、このような形式ではなく、アイコン表示したい場合でも使える方法ですので、ぜひ参考にしてください。

✅ この記事で解決できる悩み

  • エクスプローラーを開くたびに、表示される項目が違うから使いづらい
  • 表示項目を変更したのに、また開いたら元に戻っている
  • 表示項目だけでなく、列幅や並び順も変えたい

✅ 記事の信頼性

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<想定機種>
この記事は、下記機種を想定して書いています。

💻 Windows10,11
💻 ノート、デスクトップ、一体型、自作パソコン


【事前準備】フォルダの種類を確認しよう

【事前準備】フォルダの種類を確認しよう

Windowsのフォルダには、種類があります。
フォルダの種類はWindowsが自動で判別しており、画像が入っていればピクチャ、Wordファイルが入っていればドキュメントなど、いくつかに分かれています。

フォルダの種類は、エクスプローラーの表示項目を変更し、固定する作業にも影響してきます。
そのため、実際に変更する前に、フォルダの種類について確認していきましょう。

フォルダの種類によって、表示項目が違う

これから見ていただくフォルダは、フォルダの設定などは何も変更していない状態のものです。

下記は、ダウンロードを開いたところ。

エクスプローラーのダウンロードの表示項目

表示されているのは、下記の4つ。

  • 名前
  • 更新日時
  • 種類
  • サイズ

次は、自分で新規作成したフォルダで、中にはスクリーンショットが入っています。

画像が入っているフォルダのアイコン表示

ダウンロードと違い、サムネイル表示されています。

Windows11が『このフォルダには画像が入っている』と判断して、自動的にサムネイル表示になっているわけですね。

ちなみに、このフォルダをサムネイルではなく詳細表示にしたのが下記。

画像が入っているフォルダの詳細表示

表示されているのは、下記の5つ。

  • 名前
  • 日付時刻
  • 種類
  • サイズ
  • タグ

ダウンロードにはなかった『タグ』がありますね。
また、日付という意味では同じですが、更新日時と日付時刻となっており、違う項目であることがわかります。

次は、音楽が入っているフォルダです。

音楽が入っているフォルダの詳細表示

表示されているのは、下記の5つ。

  • 名前
  • トラック番号
  • タイトル
  • 参加アーティスト
  • アルバム

ダウンロードや画像とは違い、音楽寄りの項目になっています。
これもWindows11が『このフォルダには音楽が入っている』と判断して、必要そうな項目を表示してくれているわけです。

また、『トラック番号』が『トラ…』となっており、すべて表示されていませんね。

このように、フォルダごとに『フォルダの種類』が違い、それに伴い、表示項目が変わっています。

そして、フォルダの種類は、エクスプローラーの表示項目を変更し、固定する作業にも影響してきます。

ちなみに、個人的にはどのフォルダでも統一してほしいところ。
統一されていないとしても、例えば、『タブはいらない』『ファイル名じゃなくて、アイコン表示にしてほしい』など、人によって希望が違いますよね。

いずれにせよ、『Windowsのデフォルトの表示が一番』という方は少ないはずです。

ちなみに、フォルダがピクチャやミュージックなど、どこに振り分けられているのか見る方法があります。

フォルダの種類を確認する方法

フォルダの種類を確認する方法①

【⋯】をクリックします。

フォルダの種類を確認する方法②

【プロパティ】をクリックします。

フォルダの空きスペースで右クリックでも、プロパティを開けます。

フォルダの種類を確認する方法③

【カスタマイズ】をクリックします。

フォルダの種類を確認する方法④

『フォルダーの種類』に振り分けられている種類が書いてあります。

ここでは『ピクチャ』となっていますね。

フォルダの種類は変更することもできる

ここまで、Windowsのフォルダは自動的に種類分けされていること、そして、フォルダの種類の見方を解説してきました。

このフォルダの種類は変更することもでき、エクスプローラーの表示項目を変更する前に、フォルダの種類を変更しておいたほうが良い場合もあります。

具体的には、どのフォルダでも同じ表示項目で固定したい場合は、『全般』を選んでおくと良いです。

実際に、『ピクチャ』と表示されていたフォルダの種類を『全般』に変更してみましょう。

フォルダの種類を変更する方法①

【ピクチャ】をクリックします。

フォルダの種類を変更する方法②

フォルダーの種類は、この5つ。

  • 全般
  • ドキュメント
  • ピクチャ
  • ミュージック
  • ビデオ

ここでは、【全般】をクリックします。

フォルダの種類を変更する方法③

『全般』になっていることを確認し、【OK】をクリックします。

なお、『全般』を選んでいたとしても表示項目が変わらないフォルダがあります。
この点については、最後に解説します。

Windows11でエクスプローラーの表示項目を変更し、固定する方法

Windows11でエクスプローラーの表示項目を変更し、固定する方法

それでは、Windows11でエクスプローラーの表示項目を変更し、固定する方法を見ていきましょう。

フォルダの種類ごとに表示項目を変更したい場合、フォルダの種類を『全般』にしていない場合は、フォルダの種類ごとに同じ手順を繰り返してください。

ここでは、下記の3つの手順に分けて解説していきます。

なお、ここで解説するのは一例です。
人によって表示させたい項目も違いますので、必要なものとそうでないものを取捨選択しながら進めてください。

【手順①】エクスプローラーの表示形式を変更する

まずは、表示の仕方を変更しましょう。

Windows11でエクスプローラーの表示形式を変更する方法①

【表示】をクリックします。

Windows11でエクスプローラーの表示形式を変更する方法②

【詳細】をクリックします。

表示項目は気にしていないけど、アイコン表示や詳細表示がランダムで変わって困っている場合は、好きなアイコン表示にして、『【手順③】変更した内容を保存する』へお進みください。

【手順②】エクスプローラーの表示項目を変更する

Windows11でエクスプローラーの表示項目を変更する方法①

アイコン表示から詳細表示に変更しました。

ただ、名前は見切れていますし、タグには何も書かれていません。

不要なものは非表示にし、必要なものを追加しましょう。
また、見切れていたり、逆に長過ぎる場合は、長さも調整しましょう。

Windows11でエクスプローラーの表示項目を変更する方法②

上記画像の『名前』や『日付時刻』が表示されているバーを右クリックします。

Windows11でエクスプローラーの表示項目を変更する方法③

【その他】をクリックします。

Windows11でエクスプローラーの表示項目を変更する方法④

『詳細表示の設定』というウィンドウが開きました。

設定できるのは、下記の3つです。

  • 表示項目
  • 列幅
  • 並び順

表示項目

不要なもののチェックを外し、必要なものにチェックを入れましょう。

私は名前やファイルサイズなどの4つにチェックを入れています。
選択肢もかなり多いので、好きなようにカスタマイズしましょう。

列幅

ウィンドウ下部にある『選択した列の幅』で、それぞれの表示項目ごとに、どれだけの幅にするか設定できます。

私は名前は長め、ファイルサイズは表示できるだけの短さに設定しています。
どの表示項目を選ぶかによって変わってきますが、表示項目がすべて表示される長さにしておくのが良いですね。

並び順

『上へ』『下へ』でそれぞれの表示項目の順番を並び替えることができます。

並び替えるときのおすすめの手順は、下記。

  1. 表示項目と列幅を設定したら、一度【OK】をクリック
  2. 再度、『詳細表示の設定』を開き、並び順を変更する

表示項目にチェックを入れ、列幅を変更した段階では、それぞれの項目がバラバラなので、並び順を変更するのも大変です。

一度【OK】をクリックし閉じ、再度開くことにより、チェックを入れた項目が上に集まってきます。
この段階で並び替えたほうが楽なので、この手順をおすすめします。

Windows11でエクスプローラーの表示項目を変更する方法⑤

表示項目が希望通りに変更されていればOKです。

このままでは、このフォルダの並び順が変わっただけです。
次は、他のフォルダにも適用させましょう。

【手順③】変更した内容を保存する

Windows11でエクスプローラーの表示項目の設定を適用させる手順①

【⋯】をクリックします。

Windows11でエクスプローラーの表示項目の設定を適用させる手順②

【オプション】をクリックします。

Windows11でエクスプローラーの表示項目の設定を適用させる手順③

【表示】をクリックします。

Windows11でエクスプローラーの表示項目の設定を適用させる手順④

【フォルダーに適用】をクリックします。

Windows11でエクスプローラーの表示項目の設定を適用させる手順⑤

【はい】をクリックします。

このとき、『この種類のフォルダーすべてについて現在のフォルダーの表示設定を適用しますか?』と書かれています。

フォルダの種類を『全般』に変更した場合は別ですが、ピクチャやミュージックなど、フォルダの種類を変更していない場合は、フォルダの種類ごとに変更していく必要があります。
また、フォルダの種類によって表示させたい項目が変わる場合は、『ピクチャはこれ』『ミュージックはこれ』というように、フォルダの種類ごとにその都度変更していきましょう。

なお、フォルダの種類を『全般』にしていたとしても変更されないフォルダもあります。
その場合は、同じ手順で変更しましょう。

エクスプローラーの表示項目を変更・固定するときの補足情報

エクスプローラーの表示項目を変更・固定する場合の補足情報

最後に、エクスプローラーの表示項目を変更・固定する場合の補足情報を解説していきます。

それは下記の二つ。

  • 変わらないフォルダがある
  • Windowsアップデートなど何か更新が入った時に元に戻ることがある

変わらないフォルダに関してですが、 Windowsがデフォルトで用意しているフォルダは変わりません。
具体的には、ダウンロードやごみ箱などです。

もちろん、これらのフォルダも個別に変更し、設定を保存することは可能です。
そのため、変更したい場合は、この記事の手順でそれぞれ変更してください。

また、 Windows Updateなどによって設定が元に戻ってしまうことがあります。
そんなに頻繁にないとは思いますが、設定したはずなのに元に戻っている場合は、再度設定していきましょう。

まとめ:エクスプローラーの表示項目を変更し、固定する方法【Windows11】

この記事では、Windowsでエクスプローラーの表示項目を変更し、固定する方法を解説しました。

人によっては、フォルダの種類ごとに何度か変更する必要があります。
一気に変更してしまうのも良いですし、気になるタイミングで一つずつ変更するのも良いですね。

パソコンを使い続けていると、表示させたい項目も変わってくるでしょうから、その都度思い出しながら設定してもらえたらと思います。

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