【Windows11】PowerToysで作業効率UP!おすすめ機能と使い方を解説

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【Windows11】PowerToysで作業効率UP!おすすめ機能と使い方を解説

「このパソコン作業、もっと簡単にできないかな…」
「この面倒な作業、一瞬で終わらせる方法があったらいいのに…」

Windows10やWindows11を使っていて、そう感じたことはありませんか?

実は、そんな日々のちょっとした不便を解消し、作業効率を向上させるためのツールがMicrosoft公式から提供されています。

それが、無料のツール集『PowerToys』です。
»Microsoft Store『PowerToys』

この記事では、なぜPowerToysをおすすめしているのか、そして、数ある機能の中でも私が日常的に使っている機能などをご紹介します。

✅ 記事の信頼性

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<想定機種>
この記事は、下記機種を想定して書いています。

💻 Windows10、Windows11
💻 ノート、デスクトップ、一体型、自作パソコン


【Windows11】PowerToysをおすすめする理由【便利な機能がたくさん】

【Windows11】PowerToysをおすすめする理由【便利な機能がたくさん】

PowerToysをおすすめする理由は、簡単に言えば、作業効率が格段にUPするからです。

例えば、たくさんの画像のサイズをまとめて小さくしたり、ファイルの名前をルールに従って一括で変更したり、キーボードのキーの役割を自分の使いやすいように自由に入れ替えたり…。

このような、Windowsの標準機能だけでは何回も操作が必要な作業や難しい設定をしないとできないような作業でも、PowerToysで簡単に解決することができます。

しかも、上記はほんの一例で、PowerToysには下記のようにたくさんの機能があります。

WindowsのPowerToysの説明①

たくさんありすぎてどれを使えばよいかわからないかもしれませんが、下記のように、『システムツール』『ウィンドウとレイアウト』など、機能ごとに分類されています。

WindowsのPowerToysの説明②

やりたいことに応じて、ここから選ぶのも良いですね。

WindowsのPowerToysの説明③

また、『PowerTosyへようこそ』をクリックすると、下記のように、各機能の説明を見ることができます。

WindowsのPowerToysの説明④

PowerToysの機能を使えば、時間がかかっていた作業でも数クリックで完了しますので、簡単なだけでなく、時短になるわけです。
また、大量のファイル名を一つずつ変更するような作業はミスも起こりがちですが、そんなミスもなくなります。

しかも、PowerToysは無料で利用できるのです。
Microsoftが公式に提供しているため、安心してインストールできるのも大きなメリットですね。

このように、PowerToysは「かゆいところに手が届く」機能がたくさんあります。
PowerToysのレビューにも『標準搭載してほしい』と書かれるくらいです。

より便利にパソコンを使えるだけでなく、時間も節約できるため、使わないのはもったいないと言えるツールです。

私が使っているPowerToysのモジュール3選

私が使っているPowerToysのモジュール3選

PowerToysにはたくさんの機能があり、1つ1つの機能はモジュールと呼ばれています。

ここでは、私が日々の業務で特に活用している3つのモジュールを簡単にご紹介します。

①Keyboard Manager:キー配置やショートカットを自由にカスタマイズ

①Keyboard Manager:キー配置やショートカットを自由にカスタマイズ

  • 「Aキーの隣にあるCapsLockキーを誤って押してしまう」
  • 「このキーは使わないから、別のよく使う機能に割り当てたい」

パソコンを使っていると、上記のように感じることも多いはず。

こんなときに、Keyboard Managerが役立ちます。

Keyboard Managerは、キーボードのキーの割り当てを変更したり、新しいショートカットキーを作成したりできる機能です。

Keyboard Managerでできることの具体例は、下記。

  • 普段使わない『CapsLock』キーを、よく使う『Delete』キーや『Enter』キーに変える
  • あるキーを『コピー(Ctrl+C)』や『貼り付け(Ctrl+V)』のようなショートカットキーに設定する
  • 『Ctrl + Alt + H』といった、自分で決めたオリジナルのショートカットキーを作成する

便利な機能ですが、キーを変えすぎると他のパソコンを使ったときに使いづらくなるので、どうしても必要なカスタマイズに抑えることも大事です。

②Image Resizer:複数画像のサイズを一括変更

②Image Resizer:複数画像のサイズを一括変更

画像サイズを変更するときに、1枚ずつ作業するのはとても面倒ですよね。

Image Resizerを使えば、画像のサイズを指定したサイズにまとめてリサイズできます。

サイズはプリセットも用意されていますが、よく使うサイズがある場合は、オリジナルのプリセットも作れます

Image Resizerは操作も簡単で、下記の4ステップ。

  1. サイズを変更したい画像をすべて選ぶ
  2. 右クリックし、Image Resizerを選択
  3. サイズをプリセットから選ぶか、その場で指定
  4. サイズ変更をクリック

私の場合、パソコン画面のスクショをたくさん撮って、このブログに載せています。
スクショなので画像によってサイズがバラバラですが、アップロードする画像のサイズは決めてあるので、毎回Image Resizerでリサイズしています。

Image Resizerは画像の枚数に関係なく、上記4ステップでできるので、リサイズは5秒くらいで終わり、作業時間が大幅に減りました。

Image Resizerの詳しい使い方は、下記記事をご覧ください。
»【Image Resizerの使い方】Windows11で画像のサイズを一括変更する方法【PowerToys】

③PowerRename:ファイル名をルールに基づき一括置換

③PowerRename:ファイル名をルールに基づき一括置換

PowerRenameは、複数のファイル名を特定のルールに従って、一括で変更できる機能です。

具体的には、ファイル名に含まれる特定の文字列を検索して別の文字列に置き換えたり、連番を振り直したりといった操作をプレビューで確認しながら実行できます。

例えば、写真やスクリーンショットなどのファイル名は

  • DSC_001.JPG
  • DSC_002.JPG

のような、連番や日時由来の名前になりがちです。
PowerRenameを使えば、これらのファイル名を

  • 2025年夏祭り_01.JPG
  • 2025年夏祭り_02.JPG

のように、分かりやすい名前にまとめて変更できます。

ファイル名を変えるときの決まりがありますので、その決まりさえ覚えてしまえば、あとは簡単です。

PowerRenameの決まりも含めた詳しい使い方は、下記記事をご覧ください。
»【Windows11】ファイルの名前を一括で変更する方法【PowerToys/PowerRename】

その他のモジュールの中からおすすめのものを3つ紹介

その他のモジュールの中からおすすめのものを3つ紹介

上記3つ以外にも、PowerToysには便利なモジュールがたくさんあります。

その中から特に便利なものを3つご紹介します。

①FancyZones:ウィンドウのレイアウトを自由自在に管理

①FancyZones:ウィンドウのレイアウトを自由自在に管理

例えば、Windowsの標準機能でも、下記のようにウィンドウの分割ができます。

Google Chromeのウィンドウ分割

ただ、このレイアウトはあらかじめ用意されているものから選ぶ形になっており、カスタマイズができません。
このレイアウトで十分であれば良いのですが、より自分好みに変えたい場合は、FancyZonesが便利です。

FancyZonesは、画面上にカスタムレイアウトの「ゾーン」を作成し、ウィンドウをドラッグするだけで任意の位置に配置することができます。

カスタムレイアウトではピクセル単位でカスタマイズできますので、ウィンドウ配置にこだわりがある場合は使ってみてください。

②Color Picker:画面上のあらゆるカラーコードを取得

②Color Picker:画面上のあらゆるカラーコードを取得

Color Pickerは、デザイン関係の作業をしているときに役立つ機能です。

例えば、Webサイトやイラストを見ていたときに、「この色、素敵だな」と思った色があったとします。
こんなときにColor Pickerを使えば、その色がどんな色なのか正確に知ることができます。

使い方も簡単で、ショートカットキーを押すとマウスポインターがスポイトに変わりますので、画面上の好きな場所にマウスを持っていくだけ。

Color Pickerの使い方①

すると、上記のようにカラーコードが表示されます。

Color Pickerの使い方②

そして、その場所でクリックすると、上記のようにカラーコードが表示されますので、コピーすることも可能です。

デザイン関連の業務はもちろん、統一感のあるプレゼン資料を作成する際にも重宝します。

③Text Extractor:画像内の文字をコピペ可能なテキストとして抽出

③Text Extractor:画像内の文字をコピペ可能なテキストとして抽出

WebサイトのスクリーンショットやYouTubeの動画で表示されている文字を書き写したいとき、毎回手で入力するのは面倒ですよね。
特に、文字や文章が多いと、大変な上、ミスも増えやすくなります。

Text Extractorは、画像の中にある文字を認識し、コピー&ペースト可能なテキストとして抽出してくれる機能で、これを使えば、上記のような作業がかなり楽になります。

他のモジュールと同じようにショートカットキーが用意されており、スクリーンショット(Snipping Tool)と同じような使い方です。
指定した範囲内にある文字がクリップボードにコピーされますので、あとは貼り付けるだけ。

精度が100%ではないので確認は必要ですが、Text Extractorを使えば、面倒な文字起こし作業が楽になるはずです。

まとめ:【Windows11】PowerToysで作業効率UP!おすすめ機能と使い方を解説

この記事では、PowerToysのおすすめ機能と使い方を解説しました。

PowerToysは、Microsoftが公式に提供しているツールなので、安心して利用できます。
これだけ便利な機能が無料で使えるのですから、Windowsユーザーであれば、ぜひ一度試してみてください。
»Microsoft Store『PowerToys』

この記事では6つの機能を紹介しましたが、冒頭に書いたように、他にもたくさんあります。
「手間がかかる」「もっと楽にならないかな」と感じている作業があれば、その作業に合いそうなものをいくつか試してみて、日々のパソコン作業をより効率化していきましょう。

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