中古Macを購入するにあたって、どのモデルを選べば良いか悩んでいませんか?
- 新しいモデルのほうが性能が良いけど、高い。
- 逆に、年数が経っているモデルは安いけど、スペックは足りるかな?
中古Macを買うなら、おすすめはM1 MacBookです。
この記事では、M1 MacBookを中心に、中古Macの中で狙い目のおすすめモデルを3つご紹介します。
なぜ、M1 MacBookがおすすめなのかについても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
✅ 記事の信頼性
中古Macで狙い目のおすすめモデルはM1 MacBook
まずは、中古Macで狙い目のおすすめモデルをご紹介します。
おすすめは下記の3つです。
おすすめモデル①:M1 MacBookAir 13インチ
最も多くの方におすすめできるモデル。
一番新しいのがM3チップ搭載のMacBookAirなので、2つ前のモデルですね。
年数で言えば、2020年発売のモデルになります。
ただ、もし選べるのであれば、メモリが16GBのMacBookAirをおすすめします。
8GBでもストレスなく使えますが、長く使っていくうちに少しずつ動作が気になることが出てくるはずですので、できれば16GBのものを選びましょう。
なお、このあともMacBookのみをご紹介しますが、よほど重い作業をするのでなければ、ノートブックをおすすめしています。
デスクトップかノートパソコンかに関しては、下記記事をご覧ください。
»デスクトップとノートパソコン、どっちがおすすめ?メリット・デメリットと違いを解説!
おすすめモデル②:M2 MacBookAir 15インチ
狙い目はM1 MacBookと書きましたが、M2 MacBookAir 15インチもおすすめです。
M2であることより、15インチであることがおすすめ理由です。
M1 MacBookAirに15インチモデルがありませんので、M2から選びました。
M2 MacBookAir 15インチは、Apple公式サイトだと20万円ほどします。
M2 MacBookAir 15インチは、
- 待望の15インチ
- 1.5kgと15インチにしては軽い
と製品としては良いのですが、価格の面でおすすめしづらかったんですよね。
これが中古だと、構成によっては13万円ほどで買えるわけです。
私としては13インチだと少し画面が小さいと感じることがありますので、断然15インチモデルがおすすめです。
ただ、M1 MacBookAir 13インチよりは高くなります。
その分、CPUの性能もあがっていますが、M1の性能があれば多くの場面で使えます。
13インチで問題ない場合は、M1 MacBookAir 13インチのほうがコストパフォーマンスが良いですね。
おすすめモデル③:M1 Pro MacBookPro 14インチ
おそらく、多くの方がMacBookAirの性能で十分なはずです。
ただ、本格的にクリエイティブ用途で使いたい場合には、MacBookProのほうが良いですね。
MacBookProを選ぶ場合でも、M1チップ搭載モデルがおすすめですが、M1 MacBookProには、下記の3つがあります。
- M1
- M1 Pro
- M1 Max
M1は13インチでタッチバー搭載モデルです。
MacBookAirよりGPU性能が上がっていますが、タッチバー搭載モデルはおすすめしていません。
理由は、タッチバー関連の不具合が多いからです。
実際、Mac修理をしていてもタッチバー関連の不具合はありますし、『これならタッチバーなしにすれば良かった』というお客様もいらっしゃいます。
また、MacBookProを買う目的は、動画編集などの重めのクリエイティブ用途のはずですので、よりGPU性能が高い、M1 Pro搭載モデルがおすすめです。
もちろんM1 Maxのほうが高性能ですが、M1 Proでも十分な性能がありますので、コストパフォーマンスを考えてもM1 Proで良いでしょう。
なお、M1 Proには14インチ、16インチの2種類がありますが、クリエイティブ用途の場合は外部ディスプレイを使うことが多いと思われますので、14インチでOKです。
MacBookAirのときはメモリ16GBがおすすめと書きましたが、MacBookProを買うのはクリエイティブ用途になるはずですので、メモリは32GBがおすすめです。
MacはWindowsに比べてメモリ効率が良いと言われていますし、そう感じますが、オンボードメモリの交換は高額になりますので、最初から余裕を持ったスペックにしておきましょう。
M1 MacBookを狙い目のおすすめモデルに選んだ理由
中古Macで狙い目のおすすめモデルということで、M1 MacBookを中心にご紹介しました。
中古だともっと安いモデルもありますし、M2、M3 Macを中古で買うこともできます。
ここからは、なぜM1 MacBookを中心にをおすすめしたのか、その理由について解説していきます。
最新のMacBookは高いし、そこまでの性能は必要ない
まずはMacの性能の話になります。
現在、Apple公式サイトで買えるのがM2、M3チップを搭載したMacBookになります。
予算が15万円以上ある場合は、M2、M3 MacBookを買っても良いでしょう。
M2、M3と性能が上がる分、快適に使えます。
また、M2、M3はそれだけ性能が良いので、その分価格が高いです。
Macなど、Apple製品はリセールバリューが高いと聞いたことがあるかもしれませんが、新しいモデルであればあるほど、値段が落ちないが現実です。
これは売却する立場では嬉しいことなのですが、買う立場だと、中古なのに高いと感じてしまう部分もあります。
また、安さで言えば、M1より前のモデルともありますね。
Intel CPUを搭載したMacBookです。
Intel CPUも十分性能が良いですが、M1チップに変わったことでさらに高性能、省エネになりました。
具体的には、下記のような差があります。
CPUにもいくつか種類がありますので、ここではM1以前の最後のMacBookAirのIntel Corei5と比較します。
- シングルコアの性能は約1.5倍、マルチコアの性能は約2.5倍
- GPU(映像処理)性能は約3倍
- バッテリー持続時間は約1.5倍
- ファンレスになったことで、より静かに
これだけ性能が向上しています。
そのため、このタイミングで買うのであれば、M1チップ搭載のMacBookがおすすめですね。
M1 MacBookならまだまだ現役で使える
M2、M3 Macは価格が高いし、そこまでの性能は必要ないと書きました。
多くの場合、M1チップでも性能的には十分です。
強いて言うなら、前述したようにメモリを16GBにするのがおすすめです。
メモリを16GBにしておけば、まだ数年は現役で使える性能。
M1 Macの性能があれば、中古だからすぐ使えなくなるという心配もありません。
また、Macに関しては、販売終了後も5年前後はOSのバージョンアップにも対応しています。
M1 MacBookAirは2024年に販売終了していますので、通常通りであれば、2029年頃までは対応するはずです。
M1以降なら、中古Macでもそれなりの値段で売却できる
先ほど、Macはリセールバリューが高いという話をしました。
これは売却するときにはメリットになりますね。
ちなみに、Macの状態や構成によっても変わりますが、現時点でのM1 MacBookAirの買取価格は6万円前後。
例えば、M1 MacBookAirを購入して2年ほど使って売却したとしましょう。
買取価格を見ていると1年で1万円くらい下がるようなので、4万円前後で売却できる見込みです。
もちろん2年後のことなので正確な予測はできませんが、Macですので、まったく値段がつかないということはないでしょう。
M2、M3 Macのほうが買取価格は高いですが、そもそもの購入金額も高いです。
また、前述したように、そこまでの性能は必要ない場面が多いので、やはりM1 MacBookがトータルバランスが良いですね。
中古Macの注意点=個人からは買わない
これはWindowsの中古パソコンでも同じです。
『個人からは買わないでくださいね』というのは、実は他の記事でも書いています。
個人間での売買で有名なところでは、メルカリやヤフオクですね。
ただ、そういったところがすべてダメと言うわけではありません。
メルカリやヤフオクでも、ちゃんとしたお店が出品している中古Macもあります。
そうは言っても、商品ごとに出品者を見て判断するのも手間ですので、フリマサイト、オークションサイトは除外してしまうのが楽ですね。
そうなると気になるのが、『じゃあどこで買えばいいの?』ということです。
中古Macのおすすめショップを紹介している記事がありますので、詳しくは下記記事をご覧ください。
»中古Macのおすすめショップ5選【買うときの注意点も解説】
まとめ:【中古Mac】狙い目のおすすめモデルと注意点
この記事では、中古Macの中で狙い目のおすすめモデルを3つご紹介しました。
紹介したのは、下記の3つ。
- M1 MacBookAir 13インチ
- M2 MacBookAir 15インチ
- M1 Pro MacBookPro 14インチ
中古Macを買う場合には注意点もあって、それは『個人からは買わないこと』です。
その解決策として、中古Macのおすすめショップを紹介している記事がありますので、下記記事もぜひご覧ください。
»中古Macのおすすめショップ5選【買うときの注意点も解説】