デスクトップとノートパソコン、どっちがおすすめ?メリット・デメリットと違いを解説!

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デスクトップとノートパソコン、どっちがおすすめ?メリット・デメリットと違いを解説!

この記事では、デスクトップパソコンとノートパソコン、それぞれのメリット・デメリットを見ながら、違いやどっちがおすすめなのかについて解説していきます。

『どっちがおすすめか』の結論は、下記の通りです。

多くの方には、ノートパソコンがおすすめ。

『多くの方には』と書いたように、デスクトップパソコンのほうが良い方もいます。

なぜ、多くの方にノートパソコンをおすすめするのか、どういう方はデスクトップパソコンのほうが良いのか、具体的に見ていきましょう。

✅ この記事で解決できる悩み

  • デスクトップパソコンとノートパソコンの違いは?
  • デスクトップパソコンかノートパソコン、どっちがおすすめ?
  • それぞれのメリット・デメリットを知りたい

✅ 記事の信頼性

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<想定機種>
この記事は、下記機種を想定して書いています。

💻 Windows、Mac
💻 ノート、デスクトップ、一体型、自作パソコン


デスクトップパソコンとノートパソコンの違いと選び方

デスクトップパソコンとノートパソコンの選び方

それでは、デスクトップパソコンとノートパソコンの違いと選び方について解説してきます。

本体と液晶モニターが一体となった一体型パソコンもありますが、これはデスクトップパソコンとして進めていきます。

多くの方には、ノートパソコンがおすすめ

再度、結論です。

多くの方には、ノートパソコンがおすすめ。

『多くの方』とはどういう方か。
それは、低〜中価格帯までのパソコンを探している方です。

具体的な価格としては、15万円以下で探しているなら、ノートパソコンのほうが良いですね。

パソコンのスペック面で考えると、多くの方が10万円以下のパソコンで十分な使い方をしています。
また、一般的に重めの作業と考えられている動画編集でも、フルHDの編集であれば、15万円以内で良いノートパソコンが買えます。

一方、4Kの動画編集や3DCG、重めのゲームなど、ハイスペックを必要とするような作業をする場合、デスクトップパソコンのほうがおすすめです。

理由は、ハイスペックになればなるほど、デスクトップパソコンのほうがコストパフォーマンスが良くなるからです。
そして、デスクトップパソコンのほうが高い処理能力を維持できるため、長時間重たい作業をすることができます。

ただ、そこまでハイスペックなパソコンが必要な場面は少ないと思いますので、多くの方にはノートパソコンがおすすめだと考えています。

迷ったときの選び方は、持ち運ぶかどうか

上記で見たように、多くの方にとってはノートパソコンのほうが良いと考えています。
ただ、それでもデスクトップパソコンのほうが安いなど、迷われることがあるかもしれません。

どうしても決められない場合は、持ち運ぶかどうかで決めましょう。

価格や性能、配線や設置スペースなどの違いもありますが、一番の違いは持ち運べるかどうかです。

私としては、持ち運ぶことがなくてもノートパソコンをおすすめしています。

その理由は、このあと、デスクトップパソコンとノートパソコンのメリット・デメリットで詳しく見ていきます。
ぜひそちらもお読みいただき、それでも決められなければ、持ち運ぶかどうかで決めてください。

それでは、メリット・デメリットを詳しく見ていく前に、ザックリとどのような違いがあるのか見てみましょう。

デスクトップパソコンとノートパソコンの主な違い

デスクトップパソコンとノートパソコンの主な違いは、以下の通りです。

デスクトップパソコン ノートパソコン
持ち運び 適していない 適している
価格と性能
(コスパ)
デスクトップパソコンのほうが安い ノートパソコンのほうが高い
画面サイズ 大きい
(21〜27インチ)
小さいものから大きいものまである
(11〜17インチ)
配線、設置スペース 配線が多く、設置スペースが必要 配線は電源コードのみで、場所をとらない
カスタマイズ 結構自由にできる 限定的だができる

このような違いがあります。

次は、デスクトップパソコンとノートパソコンのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

デスクトップパソコンのメリット、デメリット

デスクトップパソコンのメリット、デメリット

ここからは、デスクトップパソコンのメリット、デメリットを見ていきましょう。

どういった方におすすめなのかも解説していますので、参考にしてください。

デスクトップパソコンのメリット

デスクトップパソコンのメリットは、次の2つ。

  • コストパフォーマンスが良い
  • カスタマイズの幅が広い

コストパフォーマンスが良い

デスクトップパソコンはコストパフォーマンスが良い傾向にあります。
ただし、金額にもよります。

低〜中価格帯であれば、デスクトップパソコンでもノートパソコンでも同じくらいのコストパフォーマンスです。

高価格帯になると、デスクトップパソコンのほうが明らかにコストパフォーマンスが良いです。

このあとの『デスクトップパソコンのデメリット』でも触れますが、デスクトップパソコンの場合、ディスプレイなどの周辺機器も揃える必要があります。
周辺機器の金額もかかってきますので、中価格帯までであれば、そこまでコストパフォーマンスは変わりません。

カスタマイズの幅が広い

デスクトップパソコンには、カスタマイズの幅が広いというメリットがあります。

自作するときはもちろん、BTOショップで買うときでも、ある程度自分の希望に合わせてカスタマイズできます。

購入後のメンテナンスのしやすさ、部品交換のしやすさもデスクトップパソコンのほうが優れていますね。

デスクトップパソコンのデメリット

デスクトップパソコンのデメリットは、次の4つ。

  • 持ち運べない
  • ディスプレイなど、周辺機器が必要
  • 設置スペースが必要
  • 処分に手間がかかる

持ち運べない

デスクトップパソコンの一番のデメリットは、持ち運べないことですね。
ただ、持ち運ぶ予定がないからデスクトップパソコンを選ぶはずなので、デメリットでないようにも見えます。

中価格帯までのパソコンであれば、デスクトップパソコンでもノートパソコンでもそこまでコストパフォーマンスが変わりません。
そのため、あえて使用範囲を狭める必要もないかと考えています。

ディスプレイなど、周辺機器が必要

デスクトップパソコンの場合、本体以外にも下記の4つが必要です。

  • キーボード
  • マウス
  • ディスプレイ
  • スピーカー

音が出なくても良い、もしくは、イヤホンやヘッドホンを使う場合はスピーカーは不要です。
ただ、それでも残りの3つは必須ですね。

設置スペースが必要

ノートパソコンも机などに置いて使いますので、多少のスペースは必要です。
ただ、ノートパソコンの場合、気軽に移動することもできますし、そこまで場所も取りません。

一方、デスクトップパソコンの場合はどうでしょうか。

本体がノートパソコンより大きいだけでなく、ディスプレイやスピーカーなど、全体で見れば、それなりのスペースが必要です。
また、本体サイズや周辺機器のことを考えると、頻繁に移動させるのも現実的ではありません。

処分に手間がかかる

パソコンを買うときに忘れがちなのが、処分するときの手間です。

私のところでもパソコンの処分依頼を受けており、ただ廃棄するだけであれば困ることはありません。

ただし、ノートパソコンよりデスクトップパソコンのほうが運ぶのは大変です。
郵送するにしてもデスクトップパソコンのほうが手間がかかりますし、送料も高くなります。

本体が大きく、周辺機器が増える分だけ、手間がかかるわけですね。

また、メルカリなどのフリマアプリで売る場合も同じです。

ノートパソコンは初期化して売るだけです。
一方、デスクトップパソコンは周辺機器もセットで売るのか、パーツごとに売るのかなど、考えることが出てきます。

さらに、送料も高くなり、かけた手間ほど手元に残らないなんてこともあります。

これはパソコンだけでなく、家具などでも同じですね。
大きなソファなど、処分するだけでもお金がかかることもありますよね…。

パソコンの処分に関しては、下記記事で詳しく解説しています。
»パソコン処分方法7選!無料回収からデータ消去までをプロが解説!

デスクトップパソコンはどんな方におすすめか?

デスクトップパソコンがおすすめな方は、次の通り。

  • とにかく性能重視
  • ゲーミングPCなど、ハイスペックなモデルをコスパ良く買いたい
  • 性能、周辺機器など、好きなようにカスタマイズしたい

基本的には、性能を重視する方にはデスクトップパソコンがおすすめです。
特に長時間作業、ゲームプレイするような方に向いています。

『ちょっと動画編集もしてみたい』くらいであれば、ノートパソコンで十分です。

性能やコストパフォーマンスに関しては、パソコンの構造の問題もあります。

デスクトップパソコンの場合、仮に性能面に物足りなさを感じても、あとで簡単にカスタマイズできます。
ただ、ノートパソコンの場合はそうもいきません。

そして、ノートパソコンは、あのサイズの中にいろいろな部品が詰め込まれています。
そのため、高性能なノートパソコンを作ろうとすると、どうしても小型軽量な高額部品を使うことになり、結果的にコストパフォーマンスが落ちていくわけです。

また、ノートパソコンも排熱は考えられていますが、デスクトップパソコンと比べると、かなりの差があります。
冷却機能で言えば、デスクトップパソコンのほうが優れていますね。

熱処理がうまくできないと、せっかくのパフォーマンスが発揮できないなんてこともあります。
そのため、性能を重視する方、特に長時間パソコンを使う方にはデスクトップパソコンがおすすめです。

ノートパソコンのメリット、デメリット

ノートパソコンのメリット、デメリット

次は、ノートパソコンのメリット、デメリットを見ていきましょう。

どういった方におすすめなのかも解説していますので、参考にしてください。

ノートパソコンのメリット

ノートパソコンのメリットは、次の3つ。
デスクトップパソコンのデメリット』の逆ですね。

  • 持ち運べる
  • 場所を取らない
  • 配線が少ないので、見た目がすっきり

持ち運べる

やはり一番の違いは、持ち運べるかどうかです。

多くの方には、ノートパソコンがおすすめ』で見たように、よほどハイスペックなパソコンを探しているのでなければ、持ち運ぶ予定がなくてもノートパソコンをおすすめします。

ノートパソコンだと、外に持ち出せるだけでなく、家の中でも気軽に移動させることができます。

場所を取らない

ノートパソコンの場合、本体を置けるスペースがあればOKです。
デスクトップパソコンの場合、本体もノートパソコンより大きく、ディスプレイやキーボードなどの周辺機器を置く場所が必要です。

また、周辺機器があるということは、次の点にも影響します。

配線が少ないので、見た目がすっきり

ノートパソコンは配線が少ないのもメリットです。
配線が少ないので、見た目もすっきりしています。

ノートパソコンの場合、バッテリー残量があれば、電源アダプターすら必要ありません。

デスクトップはバッテリーがありませんので、電源ケーブルは必須です。
また、一体型パソコンでなければ、ディスプレイも必要ですので、その分の配線もあります。

ノートパソコンのデメリット

ノートパソコンのデメリットは、次の3つ。
基本的には『デスクトップパソコンのメリット』の逆です。

  • 高額モデルになるとデスクトップより割高になる
  • カスタマイズできる幅が限られている
  • ノートパソコン単体だと、画面が小さめ

高額モデルになるとデスクトップより割高になる

10万円までのパソコンであれば、そこまでコストパフォーマンスは変わりません。
ところが、高額になればなるほど、その差は開いていきます。

とはいえ、20万円も30万円もするようなパソコンが必要な方は少数派でしょうから、多くの方にとってはノートパソコンのほうが良いケースが多いです。

カスタマイズできる幅が限られている

ノートパソコンでもカスタマイズできますが、ストレージやメモリなど、限られた部分のみです。

一方、デスクトップであれば、ほとんどのパーツがカスタマイズ可能です。
しかも、購入後の部品交換もしやすいため、最初は必要最低限の構成で買っておき、足りなければスペックアップしていくということもできます。

ノートパソコンだとそういうことがほぼできない、もしくは、できても高額になることが多いので、最初から必要スペックを満たしたパソコンを買う必要があります。

ノートパソコン単体だと、画面が小さめ

ノートパソコンのディスプレイは13〜17インチが多いです。
それに比べ、デスクトップパソコンのディスプレイは21〜27インチが多いです。

画面が大きいほうが見やすく、作業効率も上がるので、画面の大きさは大事です。

ちなみに、私はMacBookAirをメインで使っていますが、普段はデュアルディスプレイにしています。
ケーブルを挿すだけで大画面に出力できるので、画面サイズでお悩みであれば一度試してみてください。

デュアルディスプレイに関する記事は、こちら。

Macを例に解説していますが、Windowsでも基本的な流れは同じです。
»【Mac】デュアルモニターの接続&設定方法とおすすめディスプレイ

ノートパソコンはどんな方におすすめか?

ノートパソコンがおすすめな方は、次の通り。

  • ゲームや動画編集をガッツリやりたい方以外
  • 持ち運びたい
  • 配線周りをスッキリさせたい

デスクトップパソコンがノートパソコンより優れている点は、コストパフォーマンスです。
そして、多くの方が使うであろう標準的なスペックであれば、そこまでコストパフォーマンスの差はありません。

そのため、よほどハイスペックなパソコンを探している方でなければ、ノートパソコンがおすすめです。

まとめ:デスクトップとノートパソコン、どっちがおすすめ?メリット・デメリットと違いを解説!

この記事では、デスクトップパソコンかノートパソコンかで迷っている方に向けて、どういった違いがあるのか、どういう基準で選べば良いのかを解説しました。

結論は、下記の通り。

ガッツリ、ゲームや動画編集をしたいなど、よほどハイスペックなパソコンを探している方でなければ、ノートパソコンがおすすめです。

基本はノートパソコン。
希望のスペックだとコストパフォーマンスが悪くなるようであれば、デスクトップパソコンを検討するという流れが良いですね。

また、ガッツリ、ゲームや動画編集をしたいなら、最初からデスクトップパソコンに絞って探したほうが良いでしょう。

この他にも、パソコンの選び方の記事を書いていますので、参考にしてください。

【YouTube動画で解説】デスクトップとノートパソコン、どっちがおすすめ?

この記事の内容はYouTubeでも解説していますので、合わせてチェックしてみてください。

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