この記事では、Microsoft365(Office365)とOffice2019/2021の違いについて解説していきます。
何を重視するかにより、どちらを購入するかが変わります。
この記事を参考に、希望に合うほうを選んでみてください。
✅ この記事で解決できる悩み
- Officeをインストールしたいと思っている
- Microsoft365(Office365)とOffice2019/2021の違いを知りたい
- Office2013とかOffice2016を使っているけど、買い替えた方が良いの?
✅ 記事の信頼性
<想定機種>
この記事は、下記機種を想定して書いています。
💻 Windows、Mac
💻 ノート、デスクトップ、一体型、自作パソコン
Microsoft365(Office365)とOffice2019/2021の違いは?
どちらも同じものです。
以前はOffice365と呼ばれていましたが、現在はMicrosoft365が正式名称となりました。
これ以降は、Microsoft365と統一して表記します。
違いをざっくりまとめると、以下の通りです。
Microsoft365 | Office2019/2021 | |
---|---|---|
購入形態 | サブスク | 買い切り |
価格 | 月1,000円ほど | 一括35,000〜40,000円ほど |
サービス | OneDrive 1TB 電話サポートなど |
なし |
更新・アップグレード | プログラム、バージョンともに常に最新 | プログラム更新のみ |
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
Microsoft365とOffice2019/2021の最大の違いは購入形態
まず、Microsoft365とOffice2019/2021の最大の違いは購入形態です。
- Microsoft365=サブスクリプション(月額 or 年額払い。使っている間、費用がかかります)
- Office2019/2021=買い切り(一度買えば、ずっと使えます)
Officeもサブスクリプションサービスとして利用可能になったため、このように2形態となりました。
契約内容や購入エディションにより多少違いはありますが、費用は以下の通りです。
- Microsoft365=月1,000円ほど
- Office2019/2021=一括35,000〜40,000円ほど
3年くらい使うとすると、どちらも費用は変わりませんが、3年より短ければMicrosoft365のほうがお得、3年より長ければOffice2019/2021のほうがお得という計算になります。
Microsoft365とOffice2019/2021ではインストールできる台数が違う
Microsoft365とOffice2019/2021では、インストールできる台数に違いがあります。
台数の違いは、以下の通りです。
- Microsoft365=5台まで
- Office2019/2021=2台まで
台数のことだけ考えると、Microsoft365のほうがお得と言えますね。
ただ、家庭利用であれば2台インストールできれば十分かと思います。
3台以上にインストール予定がある場合は、Microsoft365を選択したほうが良いでしょう。
Microsoft365には追加サービスあり
Microsoft365を契約すると、Office以外のサービスも使えるようになります。
OneDriveとはオンラインストレージサービスの1つであり、Windowsに最初からインストールされています。
Windowsをお使いであれば、誰でも無料で5GBまで使えます。
ほとんどのオンラインストレージサービスが1TBだと月1,000円くらいかかりますので、これはかなりお得です。
最初からOneDriveを有料契約するつもりなら、これだけを理由にMicrosoft365にしても良いくらいです。
その他には、電話サポートがついていたりもします。
サービス面だけ考えれば、Microsoft365のほうが良いですね。
Microsoft365とOffice2019/2021の更新・アップグレードの違い
次は、Microsoft365とOffice2019/2021の更新・アップグレードの違いを見ていきましょう。
これもかなり大きな違いがあります。
OfficeはOffice2013、2016、2019、2021というように、だいたい3年に1回、新しいバージョンが発売されます。
Office2019もプログラムの更新などはできますが、より新しいバージョン(2021など)へのアップグレードはできません。
ところが、Microsoft365であれば、常に最新のOfficeが使えます。
1つ前、2つ前のOfficeでも大きく操作が変わるわけではありませんので、Officeを新しくするという観点での買い直しは必要ないと考えています。
Microsoft365とOffice2019/2021の選び方
それでは、ここまで見てきた違いを元に、Microsoft365とOffice2019/2021の選び方を見てみましょう。
✔ Microsoft365は誰におすすめか?
- 常に最新のOfficeを使いたい
- オンラインストレージサービスの有料契約を考えている
- 半年や1年など、短い期間でのOffice使用を考えている
- 3台以上に端末にインストールしたい
✔ Office2019/2021は誰におすすめか?
上記のような選び方で大丈夫です。
Office2019/2021に関しては、長い期間使えば使うほど1ヶ月あたりの費用が下がることがメリットです。
それ以外はMicrosoft365のほうがメリットが多いので、ここが一番の決め手になります。
まとめ:Microsoft365(Office365)とOffice2019/2021の違いと選び方
この記事では、Microsoft365(Office365)とOffice2019/2021の違いと選び方を見てきました。
もう一度、ポイントだけ確認してみましょう。
Microsoft365 | Office2019/2021 | |
---|---|---|
購入形態 | サブスク | 買い切り |
価格 | 月1,000円ほど | 一括35,000〜40,000円ほど |
サービス | OneDrive 1TB 電話サポートなど |
なし |
更新・アップグレード | プログラム、バージョンともに常に最新 | プログラム更新のみ |
誰におすすめか? | ・常に最新のOfficeを使いたい ・オンラインストレージサービスの有料契約を考えている ・半年や1年など、短い期間でのOffice使用を考えている ・3台以上に端末にインストールしたい |
3年以上の長い期間での使用を考えている |
ちなみに、Amazonと楽天では、Amazonのほうが安いです。
- Microsoft365 Personal
- Microsoft Office Home&Business 2021
この他、OfficeSuiteやLibreOfficeの記事も書いていますので、他のソフトも検討したい場合は、下記をどうぞ。