✅ この記事で解決できる悩み
- ワイルドカード文字って何?
- ワイルドカード文字の種類を知りたい
- ワイルドカード文字を使えるようになりたい
✅ 記事の信頼性
<想定機種>
この記事は、下記機種を想定して書いています。
💻 Windows、Mac
💻 ノート、デスクトップ、一体型、自作パソコン
【Excel】ワイルドカード文字の種類と使い方
それでは、早速ワイルドカード文字の解説に入っていきます。
この記事では、以下の順番で進めていきます。
任意の文字列を表す『*』
1つ目は『*(アスタリスク)』です。
『*』は任意の文字列を表しています。
文字列なので、1文字かもしれませんし、100文字かもしれません。
1つ例を見てみましょう。
上記のように、『*』が使われていたとします。
『*』は任意の文字列を表していますので、『山*太郎』の候補には以下のようなものが考えられます。
- 山田太郎
- 山下太郎
- 山ノ内太郎
- 山田一太郎
『*』は何文字かわかりませんので、上記のように1文字のときもあれば、2文字のときもあります。
また、次のような例も考えてみましょう。
今度は、頭に『*』がついています。
この場合に考えられる候補には、次のようなものがあります。
- 日本銀行
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
このように、何かの文字列の代わりをしてくれるのが『*』です。
任意の一文字を表す『?』
2つ目は『?(クエスチョンマーク)』です。
『?』は任意の1文字を表しています。
『*』と違い、1文字と決まっています。
『*』のときと同じ例を見てみましょう。
上記のように、『?』が使われていたとします。
『?』は任意の1文字を表していますので、『山?太郎』の候補には以下のようなものが考えられます。
- 山田太郎
- 山下太郎
『*』のときは、山ノ内太郎、山田一太郎も書きましたが、今回はダメです。
『?』は任意の1文字を表していますので、条件を満たしていないわけですね。
また、『?』を2回以上連続で使うこともできます。
どういうことか、例を見てみましょう。
このように、『?』が1つでない場合もあります。
この条件を満たすものには、次のようなものが考えられます。
- 日本銀行
- 新生銀行
- 楽天銀行
『?』で1文字なので、『??』の場合は、2文字となります。
まとめ:ワイルドカード文字の種類と使い方
この記事では、ワイルドカード文字について解説しました。
『*(アスタリスク)』と『?(クエスチョンマーク)』を紹介し、それぞれ以下のような決まりがありました。
- 『*』は任意の文字列を表す
- 『?』は任意の一文字を表す
ワイルドカード文字が使えない関数もありますが、ワイルドカード文字を使えるようになると非常に便利です。
違いは、文字数だけですので、しっかり覚えておきましょう。
このブログで勉強される方は、下記記事をどうぞ。
»【Excel】関数の教科書【基礎〜上級:17記事で解説】
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