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エクセルのIF関数の使い方|空白だったら計算しない方法や複数条件

投稿日:2020年8月19日 更新日:

エクセルのIF関数の使い方|空白だったら計算しない方法や複数条件

✅ この記事で解決できる悩み

  • IF関数の決まりを知りたい
  • IF関数の使い方をマスターしたい
  • 実際の使用例を見てみたい

✅ 記事の信頼性

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この記事は、下記機種を想定して書いています。

💻 Windows、Mac
💻 ノート、デスクトップ、一体型、自作パソコン


【Excel】IF関数の決まりと基本的な使い方

【Excel】IF関数の決まりと基本的な使い方

この記事では、IF関数の使い方を基礎から応用まで解説していきます。

IF関数は単体でもよく使いますが、他の関数と組み合わせることにより、より幅広く使うことができます。

エクセルの教科書を見ても、最初から最後まで出てくる、それくらい重要な関数です。

色々応用させるためにも、まずは基礎をしっかり押さえていきましょう。

IF関数とは?

この記事では関数の挿入を使い、関数を入れていきます。
直接関数を入力する方法、関数の挿入を使う方法の違いは以下の記事で解説しています。
»関数の入れ方【EXCEL/直接入力と関数の挿入の使い方】

IF関数とは?

IF関数には、上記のような決まりがあります。
『論理式の結果(TRUEかFALSE)に応じて、指定された値を返します。』

IFという名前の通り、『もし〜だったら…』というように、条件をつけることができます

指定するものは、以下の3つです。

  • 論理式
  • 真の場合
  • 偽の場合

真の場合とは、論理式を満たしている場合ということです。
逆に偽の場合とは、論理式を満たしていない場合ということです。

それでは、この決まりを押さえた上で、基本的な使い方を見ていきましょう。

IF関数の基本的な使い方

あるセルが空白だったら計算しないという場合を考えましょう。

IF関数の基本的な使い方①

上の表を考えてみます。
7行目はわざと空白にしてあります。

合計を入れる場合、個数×値段となります。
例えば、りんごの場合、以下のようになります。

=B2*D2

これを下までコピーしてみましょう。
すると、以下のようになります。

IF関数の基本的な使い方②

7行目に注目です。

品名もなければ、個数も値段も入っていないのに、合計に0と表示されています。
何も入っていない行なので、合計も空白にしたいですね。

ここからはIF関数を使い、A列の品名が空白だったら合計も空白にする、という場合を考えます。

もう少し具体的に書くと、『A列が空白だったら合計も空白にし、A列が空白でなければ計算する』ということです。

IF関数の決まりに当てはめると、以下のようになります。

  • 論理式 …A列が空白
  • 真の場合…空白
  • 偽の場合…個数×値段

2行目を例に書くと、A2が空白だったら空白、A2が空白でなければ、B2×D2としたいわけですね。

  • 論理式 …A2=””
  • 真の場合…””
  • 偽の場合…B2*D2

空白は『””』で表現します。
(文字列が何もないということですね。)

これを式で書くと、以下のようになります。

=IF(A2=””,””,B2*D2)

この式を入れ、下までコピーしてみましょう。

IF関数の基本的な使い方③

このように、A列が空白であれば、合計も空白表示されるようになりました。

【Excel】IF関数の具体的な応用例

【Excel】IF関数の具体的な応用例

IF関数の応用として、実際にどう使うのか、具体例をいくつか解説していきます。

他の関数と組み合わせる例も解説していますので、しっかり使い方をマスターしましょう。

例1:いずれかのセルが空白だったら計算しない

上記の『IF関数の基本的な使い方』では、品名が空白の場合を考えました。
次は、下記のように、『価格か値段のどちらかでも空白の場合は計算しない』という場合を考えてみます。

 IF関数を使って、いずれかのセルが空白だったら計算しない方法①

価格か値段のどちらかでも、なのでOR関数を使います。

OR関数の詳しい解説は、下記記事をどうぞ。
»【Excel】OR関数とIF関数を組み合わせた使い方【複数条件】

もう少し具体的に書くと、『個数か値段のどちらかでも空白だったら合計も空白表示し、個数、値段の両方が空白でなければ個数×値段をする』ということです。

  • 論理式 …個数か値段のどちらかでも空白
  • 真の場合…空白表示
  • 偽の場合…個数×値段

2行目を例に書くと、B2かD2のどちらかでも空白だったら合計も空白表示し、B2とD2の両方が空白でなければ、B2×D2をします。

  • 論理式 …OR(B2=””,D2=””)
  • 真の場合…””
  • 偽の場合…B2*D2

これを式で書くと、以下のようになります。

=IF(OR(B2=””,D2=””),””,B2*D2)

OR関数は1つ以上満たせばTRUEとなりますので、価格だけ空白でも、値段だけ空白でも、両方空白でもTRUEが返ってきます。

IF関数を使って、いずれかのセルが空白だったら計算しない方法②

これを下までコピーすると、個数、値段のどちらかでも空白の場合は空白表示してくれます。

IF関数を使って、いずれかのセルが空白だったら計算しない方法③

これで思い通り表示されるようになりました。

ここまで、セルが空白だったら、という条件で見てきましたので、次は違う例を見てみましょう。

例2:点数に応じて、合格と表示させる

IF関数を使って、点数に応じて、合格と表示させる方法①

次は、上記のような表を使います。
合計が200点以上の人は合格、200点未満の人は不合格と表示される式を考えてみます。

もう少し具体的に書くと、『合計が200点以上の人は合否欄に合格と表示し、合計が200点未満の人は合否欄に不合格と表示する』ということです。

これをIF関数の決まりに当てはめると、以下のようになります。

  • 論理式 …合計が200点以上
  • 真の場合…合格と表示
  • 偽の場合…不合格と表示

2行目を例に書くと、E2が200以上だったら合格、E2が200以上でなければ、不合格と表示したいわけですね。

  • 論理式 …E2>=200
  • 真の場合…”合格”
  • 偽の場合…”不合格”

『合格』『不合格』は文字列なので、””を忘れないようにしましょう。

これを式で書くと、以下のようになります。

=IF(E2>=200,”合格”,”不合格”)

IF関数を使って、点数に応じて、合格と表示させる方法②

これを下までコピーすると、点数に応じて、合格、不合格を表示してくれます。

IF関数を使って、点数に応じて、合格と表示させる方法③

点数に応じて、思い通り表示されました。

例3:表示させたい結果が3つ以上ある場合(複数条件)

例1と例2は、『条件を満たしていれば〇〇、満たしていなければ××』というように、表示させる結果が2つでした。
例3では、表示させたい結果が3つ以上ある場合を見ていきましょう。

IF関数を使った複数条件への応用例①

例2と似ていますが、4行目(Cさん)が違います。
Cさんはテスト当日は欠席だったという場合を考えてみます。

『合計が200点以上だったら合格、200点未満だったら不合格、欠席で受けられなかった場合は欠席』と表示させてみましょう。

IF関数の決まり

IF関数では上記のように、TRUEとFALSEに応じて2つの結果しか表示できません。
今回のように3つの結果を表示させたい場合は、FALSEのときに、再度IF関数を入れます。

図で表すと、以下のようになります。

IF関数を使った複数条件への応用例②

では、上記を踏まえ、どのように書くか考えてみましょう。
2行目を例にします。

まず、1つ目のIF関数(①)について見ていきます。

  • 論理式 …E2>=200
  • 真の場合…”合格”
  • 偽の場合…IF関数(②)

これを式で書くと、以下のようになります。

=IF(E2>=200,”合格”,IF関数(②))

では、IF関数(②)の中身を見ていきます。
『空白だったら欠席と表示させ、空白でなければ不合格と表示させる』という式ですね。

  • 論理式 …E2=””
  • 真の場合…”欠席”
  • 偽の場合…”不合格”

これを式で書くと、以下のようになります。

=IF(E2=””,”欠席”,”不合格”)

この2つを合わせると、式が出来上がります。

=IF(E2>=200,”合格”,IF(E2=””,”欠席”,”不合格”))

IF関数を使った複数条件への応用例③

これを下までコピーすれば完了です。

IF関数を使った複数条件への応用例④

合格、不合格だけでなく、欠席も表示できるようになりました。

まとめ:【Excel】IF関数の使い方

この記事では、IF関数の使い方を基礎から応用まで解説しました。

まずは、『〜だったら◯◯、〜でなければ××』というの決まりをしっかり押さえましょう
これさえ押せておけば、あとは応用させるだけです。

また、応用として、具体例を3つ解説しましたので、何度も読み返し使い方に慣れていきましょう。

関数のみになりますが、順序立てて学べるように、記事を書きました。
このブログで勉強される方は、下記記事をどうぞ。
»【Excel】関数の教科書【基礎〜上級:17記事で解説】

Excelついて、『基本的な内容を広く知りたい』という方は、下記の書籍がおすすめです。
»FOM出版 よくわかるExcelシリーズ

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