この記事では、PNGファイルをJPG(JPEG)ファイルに変換する方法を解説していきます。
2通りの方法を解説しますが、どちらもアプリや変換サイトを使わず、Macの標準機能のみでできるものです。
複数の画像を一括で変換する方法も補足していきますので、ぜひ参考にしてください。
✅ この記事で解決できる悩み
- PNGファイルをJPG(JPEG)ファイルに変換したい
- アプリや変換サイトを使わずに変換する方法を知りたい
✅ 記事の信頼性
<想定機種>
この記事は、下記機種を想定して書いています。
💻 Mac
💻 ノート、デスクトップ、一体型
MacでPNGをJPG(JPEG)に変換する方法
それでは、PNGをJPG(JPEG)に変換する方法を解説していきます。
プレビューアプリを使う方法とフォルダアクションを設定する方法の2つがありますので、順番に見ていきましょう。
プレビューを使用し、PNGをJPG(JPEG)に変換する方法
まずは、プレビューを使用し、PNGをJPG(JPEG)に変換する方法です。
PNGファイルをダブルクリックし、開きます。
設定を変更していなければ、プレビューで開きます。
【ファイル】をクリックします。
【書き出す】をクリックします。
すると、このように保存ウィンドウが開きます。
赤枠の部分を見てもらうと、『PNG』になっているかと思いますので、これを『JPG』に変更します。
上記画像のようにならず、下記のように表示される場合があります。
その場合、【オプション】をクリックします。
そうすると、ファイル形式が表示されますので、こちらからJPGに変更します。
【PNG】をクリックすると、違う形式を選べますので、一覧の中から【JPG】をクリックします。
『JPG』になったことを確認し、【保存】をクリックします。
このように、JPGファイルとして保存することができました。
プレビューを使用し、複数のPNGファイルを一括でJPG(JPEG)に変換する方法
続けて、プレビューを使用し、複数のPNGファイルを一括でJPG(JPEG)に変換する方法を見てみましょう。
基本的な流れは、1枚ずつ変換するときと同じです。
変換したいPNGファイルを全て選択します。
選択したファイルのうち1つをダブルクリックし、開きます。
【編集】をクリックします。
【すべてを選択】をクリックします。
【ファイル】をクリックします。
【選択中のイメージを書き出す】をクリックします。
【オプション】をクリックします。
そうすると、ファイル形式が表示されますので、こちらからJPGに変更します。
保存先を決め、【選択】をクリックします。
【選択】をクリックすると、保存が始まります。
フォルダアクション設定を使用し、PNGをJPG(JPEG)に変換する方法
次は、フォルダアクション設定を使用し、PNGをJPG(JPEG)に変換する方法を見ていきましょう。
フォルダアクションとは、例えば、『フォルダにファイルを入れたとき、〇〇という操作をしましょう』とルールを決めるものです。
今回のケースでいうと、『あるフォルダにPNGファイルを入れたら、自動的にJPGファイルに変換する』というようにルールを決めることができます。
それでは、以下、その設定方法です。
まずはフォルダを作成します。
この記事ではデスクトップにフォルダを作っていますが、お好きなところで構いません。
フォルダができたら、右クリックします。
項目の下の方にある【フォルダアクション設定】をクリックします。
このように、どういうアクションにするか選択する画面が出てきますので、【Image – Duplicate as JPEG.scpt】を選択し、【添付】をクリックします。
『イメージ(画像)ファイルに対し、JPG(JPEG)ファイルを複製します』というものです。
変換ではなく複製なので、PNGファイルもJPGファイルもどちらも残ります。
【添付】クリック後、上記画面になると思います。
赤枠の3ヶ所にチェックを入れましょう。
ここでは、アクションを使用したいフォルダを選択します。
違うフォルダにチェックが入っている場合がありますので、確認しましょう。
この記事では、デスクトップに『名称未設定』というフォルダを作ったため、名称未設定フォルダにチェックが入っています。
フォルダの設定が完了したら、PNGファイルをドラッグ&ドロップしましょう。
ドロップ後、フォルダを開くと、このように2つフォルダができています。
上にJPG変換後のファイルが入り、下にPNGファイルが入っています。
JPGフォルダを開くと、JPGに変換されたファイルがあります。
フォルダアクション設定さえしておけば、今後はずっと同じ方法でJPGファイルに変換できます。
まとめ:MacでPNGをJPG(JPEG)に変換する方法
この記事では、PNGファイルをJPG(JPEG)ファイルに変換する方法を解説しました。
2通りの方法を解説しましたが、どちらもアプリや変換サイトなどを使わずにできる方法です。
ぜひ、あなたに合う方を使ってみてください。
また、Macの場合、スクリーンショットがPNGファイルで保存されます。
はじめからJPGファイルで保存する方法もありますので、詳しく知りたい方は下記記事をどうぞ。
»【Mac】スクリーンショットの保存形式をPNGからJPGに変更する方法
このブログでは、このように一つの項目について詳しく解説しています。
Macの使い方について『基本的な内容を広く知りたい』という方は、下記のような書籍がおすすめです。