例えば、新品のパソコンを買う場合は、CPUよりメモリを優先したほうが良いです。
また、CPUもここ2〜3世代のものが使われていますので、世代数は気にしなくても大丈夫です。
ところが、中古パソコンはCPUがポイントとなります。
このように、中古と新品では選び方が違います。
そして、選び方を間違えてしまうと、せっかく買ったのに、長く使えないということにもなりかねません。
そこでこの記事では、中古パソコンの選び方を初心者の方でもわかるように解説していきます。
どういったCPUを選べば良いのか、他に気をつけたほうが良い点はないのかなど、詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
✅ この記事で解決できる悩み
- 中古パソコンの選び方を知りたい
- パソコンに詳しくないから、できるだけ簡単に教えてほしい
- 中古パソコンでも大丈夫?どこで買えばいい?
✅ 記事の信頼性
【選び方】Windows11対応の中古パソコンを買おう【ポイントはCPU】
中古パソコンを買うときに意識してほしいこととして、Windows11に対応しているパソコンかどうかという点が挙げられます。
そうなると問題は、Windows11対応かどうかをどうやって見極めるかですね。
見極めるポイントは1つで、それがCPUです。
どういうことか、具体的に見ていきましょう。
Windows11のシステム要件
Microsoftの公式サイトにWindows11のシステム要件が書かれています。
その中にCPUに関するページがあります。
»Windows 11 version 22H2 & 23H2 supported Intel processors
また、記事更新時点では、Windows10は2025年10月までのサポートです。
つまり、このタイミングでWindows10の中古パソコンを買うと、1年以内にはWindows11にアップデートしたほうが良いことになります。
1年以内にパソコンを買い替える予定なら良いですが、そうでないなら、Windows11に対応している中古パソコンを買うほうが良いでしょう。
CPUの選び方【第8世代以降のIntel Corei5かCorei7】
では、どのCPUを搭載した中古パソコンを買えば良いのでしょうか?
Intel製CPUと言ってもいろいろありますが、結論は、下記の通り。
なお、世代数の見方は次のようになっています。
- Corei5-7200U
- Corei7-12650H
千の位から上が世代数になっており、7200Uだと第7世代、12650Hだと第12世代です。
また、CPUにはAMD製もありますが、Intel製と比べると、中古パソコンとして出回っている数が少ないです。
そのため、AMDは候補に入れず、Intelから選びましょう。
Intel製CPUの中で『第8世代以降のIntel Corei5かCorei7』に絞った理由があります。
それは、このどちらかを選べば、Windows11にアップグレードもできますし、性能的にも問題ないからです。
CPU以外の選び方【メモリ、ストレージの容量】
ここまで見てきたように、中古パソコンを選ぶときはCPUを基準に選んでもらいたいです。
ただ、他のパーツがどうでも良いわけではありません。
中古パソコンにおいては、CPU以外にも少し気をつけて欲しいポイントがあります。
それはメモリとストレージです。
この2つの選び方は下記の通りです。
- メモリ・・・8GB以上
- ストレージ・・・SSD 256GB以上
メモリは8GB以上をおすすめしています。
もし予算に余裕があるなら、16GBのパソコンにしましょう。
ショップによっては購入時にメモリの容量を増やすこともできますので、16GBにカスタマイズして買うのも良いですね。
ストレージの種類は、必ずSSDにしましょう。
中古パソコンの場合、まだまだHDD搭載のものもありますが、ショップによってはSSDに変更するオプションが用意されていることもあります。
また、ストレージの容量に関しては、データをどれだけ入れるかは人によって違います。
私は256GBで十分ですが、512GBあったほうが良いという人もいますよね。
容量はスマホのストレージを選ぶのと同じように、ご自身の使い方に合わせて選んでください。
【注意点】Windows11で販売されているから安心とは限らない
ここまで、第8世代以降のIntel Corei5かCorei7を搭載している中古パソコンを買いましょうと書いてきました。
理由は、Windows11に対応していて、性能的にも問題がないからでした。
現在販売されている中古パソコンは、ほとんどがWindows10かWindows11です。
Windows10の場合は、自分でWindows11にアップグレードする必要があります。
そのため、Windows11に対応しているパソコンかどうかを確認して買う必要があります。
では、最初からWindows11がインストールされている中古パソコンを買う場合はどうでしょうか?
インストールされているわけなので、Windows11に対応していて、性能的に問題なさそうに思えますよね。
ただし、『満たしていれば』です。わざわざこう書くのには理由があります。
それが下記です。
サポート対象外のCPUを搭載しているパソコンにもかかわらず、Windows11が搭載されているわけですね。
サポート対象外ということを認識した上で買うのはアリですし、リスクを承知で自分でWindows10からWindows11にアップグレードするのもアリでしょう。
実際、CPUが1世代前だからと言って、Windows11がインストールできないわけではありません。
ショップによっては商品ページにその旨が記載されているところもありますが、何も書かれていないショップも多いです。
ですので、第8世代以降のIntel Corei5かCorei7かどうかは必ず確認してからご購入ください。
そうは言っても、自分でちゃんとしたショップを選べるか心配という場合は、次のショップの中からお選びください
中古パソコンはどこで買えばいい?【おすすめショップ3選】
中古パソコンを買うときのおすすめショップは、下記の3つです。
ショップ名 | おすすめポイント |
---|---|
PC WRAP |
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PC next |
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Qualit |
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実は、この3ショップは『【買うならどこ?】中古パソコンのおすすめショップ5選【PC修理者が厳選】』の上位3つと同じです。
この3ショップをおすすめしている理由は、保証や返品条件、商品の状態などが良いからです。
ただ、今回おすすめするのには、それ以外にも理由があります。
なお、Windows10の中古パソコンを買って、自分でWindows11にアップグレードする場合は、CPUが『第8世代以降のIntel Corei5かCorei7』かどうかを気にして買ってもらう必要があります。
これはどのショップでも同じですね。
この3ショップ以外にもシステム要件を満たしたパソコンのみを販売しているショップはあります。
ただ、保証や返品条件、商品の状態など総合的に判断すると、この3ショップから買えば間違いないです。
おすすめの3ショップの詳細は、下記記事をご覧ください。
中古パソコンの選び方についてのQ&A
最後に、中古パソコンを選ぶときによくある質問に答えました。
気になるものはチェックしてからご購入ください。
Windows10とWindows11、どっちを買うべき?
Windows10のサポートが2025年10月に終了予定ですので、それを見越してWindows11の中古パソコンを買うのがおすすめです。
Windows10が使い慣れているから、Windows10が良いという場合は、CPUが『第8世代以降のIntel Corei5かCorei7』を満たしているパソコンにしましょう。
Windows11の中古パソコンは大丈夫?ちゃんと動く?
この記事で解説した、下記スペックを満たしていれば大丈夫です。
- CPU・・・第8世代以降のIntel Corei5かCorei7
- メモリ・・・8GB以上
- ストレージ・・・SSD256GB以上
もっと余裕のあるスペックが良い場合は、CPUをより新しい世代のものにしたり、メモリを16GBにしたりしましょう。
中古パソコンだと、バッテリーが心配
中古パソコンは保証対象外のショップが多く、気になる点ですよね。
バッテリーに不安がある場合は、上記の通り、Qualitが良いですね。
また、PC WRAPとPC nextはバッテリー残量の明記はありませんが、この2ショップは購入者都合での返品ができます。
『バッテリー残量が少ないから』という理由でも返品できますので、その点はご安心ください。
ショップ名 | おすすめポイント |
---|---|
PC WRAP |
|
PC next |
|
Qualit |
|
中古パソコンでも動画見たり、Office使ったりはできる?
この記事で解説した、下記スペックを満たしていれば大丈夫です。
- CPU・・・第8世代以降のIntel Corei5かCorei7
- メモリ・・・8GB以上
- ストレージ・・・SSD256GB以上
ただ、動画を見ながらOfficeを使いたいとか、一気に複数のことをしたい場合は、メモリ16GBで購入するのをおすすめします。
また、それに合わせて、より新しい世代のCPUを搭載した中古パソコンを買うのも手です。
デスクトップとノートパソコン、どっちが良い?
これは、中古パソコンに限らず、です。
詳細は、下記記事をご覧ください。
»デスクトップとノートパソコン、どっちがおすすめ?メリット・デメリットと違いを解説!
まとめ:【初心者でもわかる】中古パソコンの選び方【CPUがポイント】
この記事では、中古パソコンの選び方を解説しました。
選ぶときのポイントは、下記の3つ。
- CPU・・・第8世代以降のIntel Corei5かCorei7
- メモリ・・・8GB以上
- ストレージ・・・SSD256GB以上
この中でも、特にCPUが重要です。
理由は、上記CPUであればWindows11に対応しており、性能的にも問題ないからです。
また、今のタイミングで買うのであれば、Windows11の中古パソコンがおすすめです。
ただ、中にはWindows11のサポート対象外のスペックのパソコンを販売しているショップもあります。
下記の3ショップであれば、Windows11のパソコンは必ずシステム要件を満たしています。
それだけでなく、保証や返品条件、商品の状態なども良いです。
中古パソコンを買うなら、下記3ショップの中から選んでもらえれば、間違いありません。
ショップ名 | おすすめポイント |
---|---|
PC WRAP |
|
PC next |
|
Qualit |
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