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【応用】ExcelのVLOOKUP関数とHLOOKUP関数を組み合わせた使い方

投稿日:2020年8月4日 更新日:

【応用】ExcelのVLOOKUP関数とHLOOKUP関数を組み合わせた使い方

この記事では、VLOOKUP関数とHLOOKUP関数組み合わせた使い方を解説しています。

どちらもよく使う関数ですので、実用的な使い方をマスターしていきましょう。

✅ この記事で解決できる悩み

  • VLOOKUP関数とHLOOKUP関数をマスターしたい
  • VLOOKUP関数とHLOOKUP関数の仕事で使える使い方を知りたい
  • Excelのデータ入力を楽にしたい

✅ 記事の信頼性

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<想定機種>
この記事は、下記機種を想定して書いています。

💻 Windows、Mac
💻 ノート、デスクトップ、一体型、自作パソコン


VLOOKUP関数とHLOOKUP関数を組み合わせてできること

VLOOKUP関数とHLOOKUP関数を組み合わせてできること

まずは、下記の表をご覧ください。

文房具の売上管理表

この表ですが、全て手動で入力しています。

『え?当たり前じゃない?』と思った、あなた。
ぜひ、最後まで読み進めてください。

このくらいの表であれば、一度VLOOKUP関数、HLOOKUP関数の設定さえしてしまえば、入力の時間は1/10程度で済みます。

では、どうすれば、入力の時間を短縮できるのでしょうか。

文房具の売上管理表

この表では、品名は4種類(鉛筆、消しゴム、ノート、下敷き)で、それぞれの値段が決まっています。

そこで、以下の2点、手を加えてみましょう。

✔ VLOOKUP関数を使って、番号に応じた品名が出るようにしましょう。

毎回、鉛筆、消しゴムと打っていると時間がかかります。
それぞれの品名に番号をふって、その番号を入れると鉛筆、消しゴムと表示されるようになると入力の手間が省けますね。

✔ HLOOKUP関数を使って、品名に応じた価格が出るようにしましょう。

金額が決まっているのであれば、例えば、品名に鉛筆と入力されたら、自動的に価格に50円と入ると楽ですね。

では、実際にVLOOKUP関数、HLOOKUP関数を使い、この表を使いやすいようにしていきましょう。

【具体例】ExcelのVLOOKUP関数とHLOOKUP関数を組み合わせた使い方

【具体例】ExcelのVLOOKUP関数とHLOOKUP関数を組み合わせた使い方

それでは、VLOOKUP関数とHLOOKUP関数を組み合わせた具体的な使い方を見ていきましょう。

解説している使い方は、仕事で役立つ場面も非常に多いです。
具体例を通して、ぜひ使い方をマスターしましょう。

VLOOKUP関数とHLOOKUP関数の基礎をおさらい

それぞれの関数を詳しく解説している記事がありますので、まずはそちらに目を通してから進みましょう。

基本的な使い方はOKという方は、飛ばしてください。

VLOOKUP関数とHLOOKUP関数については、問題ないでしょうか。
どちらも、検索値と行番号・列番号を指定すると、そこにある値を取ってこれる関数でしたね。

VLOOKUP関数とHLOOKUP関数を使ってやりたいことを、もう一度確認してみましょう。

  1. VLOOKUP関数を使って、番号に応じた品名が出るようにしましょう
  2. HLOOKUP関数を使って、品名に応じた価格が出るようにしましょう

では、次は、上記を実現するための下準備をしていきます。

VLOOKUP関数とHLOOKUP関数を使うための下準備

文房具の売上管理表

A列とB列の間に1列追加しましょう。

品名の前に1列追加

次に、表の右側に下記のような表を追加しましょう。

VLOOKUP関数とHLOOKUP関数用のコード表

これで下準備は完成です。

本来、VLOOKUP関数用、HLOOKUP関数用と書いた表は違うシートに作る場合が多いです。
ここでは、わかりやすさを重視するため、あえて同じシートに作りました。

完成のイメージとしては、下記の通りです。

  1. B列に品名に該当する番号1〜4を入力すると、VLOOKUP関数で自動的に品名(C列)が表示される
  2. 品名(C列)が表示されることにより、HLOOKUP関数で自動的に価格(D列)が表示される

実際にVLOOKUP関数とHLOOKUP関数を入れてみよう

エラー表示されるセルが出てきます。
ただ、この記事でそこまで解説すると難易度が上がるため、あえてエラーのまま進めます。

エラーの回避方法は下記記事で解説しています。
»【EXCEL】ISERROR関数の使い方|VLOOKUP関数やIF関数との組み合わせ

まずは、B列に品名に該当する番号1〜4を入力すると、VLOOKUP関数で自動的に品名(C列)が表示されるようにしましょう。

VLOOKUP関数とHLOOKUP関数を組み合わせた使い方①

B2に数字を入れるとG3〜6から探してきて、対応する品名をC2に表示させます。

G3〜6で縦に探しているので、使うのはVLOOKUP関数ですね。
VLOOKUP関数は、以下の4つが必要でした。

  • 検索値
  • 範囲
  • 列番号
  • 検索方法

B2に入れた数字をG3〜6から探し、対応する品名を表示させたいので、検索値はB2、範囲はG3:H6です。

上の画像では、番号のすぐ隣に品名があります。
指定した範囲の中で何列目から取ってくるか、なので、列番号は2。

検索方法は一致するものを探すので、False。

つまり、以下のようになります。

  • 検索値  …B2
  • 範囲   …G3:H6
  • 列番号  …2
  • 検索方法 …False
=VLOOKUP(B2,G3:H6,2,False)

この時、注意点があります。
範囲のG3:H6を絶対参照にしましょう。

つまり、式は以下のようになります。

=VLOOKUP(B2,$G$3:$H$6,2,False)

なぜ、絶対参照にするかというと、C2のセルを下にコピーする時に、B2、B3…と下にずれるのに従い、範囲もG3:H6、G4:H7…と下にずれてしまうからです。

範囲がずれてしまうと検索値を探せなくなり、いずれエラー表示されます。
そうならないように、範囲は絶対参照にし、固定しておきましょう。

絶対参照について詳しく知りたい方は、下記記事をどうぞ。
»【Excel】絶対参照と相対参照の違いを解説!ショートカットは?

続いて、品名(C列)が表示されることにより、HLOOKUP関数で自動的に価格(D列)が表示されるようにしましょう。

VLOOKUP関数とHLOOKUP関数を組み合わせた使い方②

C2に表示された品名をG9〜K9から探して、対応する価格をD2に表示させます。

G9〜K9で横に探しているので、使うのはHLOOKUP関数ですね。
HLOOKUP関数は、以下の4つが必要でしたね。

  • 検索値
  • 範囲
  • 行番号
  • 検索方法

C2に表示された品名をG9〜K9から探して、対応する価格をD2に表示させたいので、検索値はC2、範囲はG9:K10(G9:K11でもOK)です。

上の画像では、番号のすぐ下に価格があります。
指定した範囲の中で何行目から取ってくるか、なので、列番号は2。

検索方法は一致するものを探すので、False。

つまり、以下のようになります。

  • 検索値  …C2
  • 範囲   …G9:K10
  • 列番号  …2
  • 検索方法 …False
=HLOOKUP(C2,G9:K10,2,False)

VLOOKUP関数と同じように、範囲は絶対参照にしましょう。
つまり、式は以下のようになります。

=HLOOKUP(C2,$G$9:$K$10,2,False)

うまく表示されるようになったら、セルを下までコピーしましょう。

これで、B列に数字を入れただけで、品名と価格が自動的に入るようになりました。

まとめ:VLOOKUP関数とHLOOKUP関数を組み合わせた使い方

この記事では、VLOOKUP関数、HLOOKUP関数が実際にはどのように使われるのかを解説しました。

わかりやすさを重視したため、一部エラーが出ていたり、別シートに記載されることが多いものも同じシートに記載したりしました。

ある程度理解できたら、次はどのようにエラーを消していくのか、そのあたりを見ていきましょう。
»【EXCEL】ISERROR関数の使い方|VLOOKUP関数やIF関数との組み合わせ

関数のみになりますが、順序立てて学べるように、記事を書きました。
このブログで勉強される方は、下記記事をどうぞ。
»【Excel】関数の教科書【基礎〜上級:17記事で解説】

Excelついて、『基本的な内容を広く知りたい』という方は、下記の書籍がおすすめです。
»FOM出版 よくわかるExcelシリーズ

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