現在はTN液晶パネル搭載モデルが売り切れ、IPS液晶パネル搭載モデルが5,000円ほど値上がりしました。
とは言え、ノートパソコンも軒並み値上がりしていますので、この価格帯でお探しなら、まだまだおすすめできるモデルです。
なお、今後も価格、在庫変動があると思われますので、ぜひ公式サイトもご確認ください。
この記事では、Lenovoのノートパソコン『IdeaPad Slim170』について解説します。
IdeaPad Slim170は、5万円以下で買えるWindows搭載のノートパソコンとして、以前から当ブログでもおすすめしているモデル。
5万円以下とは言え、文書作成などのビジネス用途であればスペック的にも十分です。
- 5万円以下
- Windows搭載
- ノートパソコン
- 新品
上記条件でお探しであれば、IdeaPad Slim170一択と言っても良いほどです。
なお、IdeaPad Slim170には構成違いがありますので、次のように選ぶのがおすすめです。
特徴 | 価格 |
---|---|
TN液晶でもOK | 売り切れ |
IPS液晶が良い&テンキー不要 | 54,890円(税込) 公式サイトでチェックする |
IPS液晶が良い&テンキー必要 | 57,860円(税込) 公式サイトでチェックする |
✅ この記事で解決できる悩み
- Lenovo IdeaPad Slim170について知りたい
- 5万円以下でおすすめのノートパソコンを教えて!
✅ 記事の信頼性
Lenovo IdeaPad Slim170は5万円以下で一番おすすめのノートパソコン
Lenovo IdeaPad Slim170をおすすめする一番の理由は、その価格です。
もちろん安いだけのノートパソコンはたくさんありますが、Slim170は必要最低限の条件を満たしています。
ちなみに、その条件とは下記のようなものです。
- 5万円以下
- Windows搭載
- ノートパソコン
- 新品
5万円以下で探すとChromebookが出てきますが、私はおすすめしておりません。
そのため、Windows搭載が条件に入っています。
»【Chromebookはおすすめしない】Windowsとどっちがいい?違いは?
さらに、上記条件を満たすノートパソコンの中から、下記CPUを除外しました。
- CoreM
- Pentium
- Celeron
- Atom
低価格のノートパソコンには、上記4つのCPUが搭載されていることがよくあります。
ただ、性能が低く、長くパソコンを使うことを考えるとおすすめしづらいため、除外しました。
ここまで条件を絞ると、条件を満たすノートパソコンはほとんどありません。
そんな中、Slim170はここまでの条件を満たしています。
例えば、IdeaPad Slim170 15.6型(AMD)の場合、一番下の構成は下記のようになっています。
CPU | AMD Ryzen5 3500U(2.10GHz 最大3.70GHz) |
OS | Window11 Home 64bit |
グラフィックカード | AMD Radeon Vega8グラフィックス(CPU内蔵) |
メモリー | 8GB DDR4-2400MHz |
ストレージ | SSD 256GB(M.2 PCIe-NVMe) |
ディスプレイ | 15.6インチ FHD液晶(1920 x 1080)、TN、光沢なし |
本体重量 | 約1.6kg |
価格 | 39,820円(税込) |
CPUはRyzen5 3500U。
さすがに7〜8万円するようなノートパソコンと比べると性能は劣りますが、この記事で対象としている『文書作成などのビジネス用途』であれば十分な性能です。
Slim170はネットサーフィンや文書作成で使えるノートパソコンであり、それが5万円以下で買えるわけですね。
Lenovo IdeaPad Slim170の注意点
Lenovo IdeaPad Slim170は安くて良いモデルですが、いくつか注意点もあります。
ここでは、下記の4つについて解説していきます。
構成違いに注意
上記のように、Slim170はいくつかの構成に分かれています。
- Slim170i 15.6型(Intel)
- Slim170 15.6型(AMD)
- Slim170 14型(AMD)
1つ目のSlim170i 15.6型(Intel)はIntelのCPUを搭載しています。
IntelというとCMなどでもおなじみですが、Slim170i 15.6型(Intel)に搭載されているCPUはCeleronという非力なものです。
そのため、Slim170i 15.6型(Intel)はおすすめできません。
買うなら、Slim170 15.6型(AMD)かSlim170 14型(AMD)のどちらかになりますね。
Slim170 15.6型(AMD)とSlim170 14型(AMD)の大きな違いは、ディスプレイの大きさです。
また、それに伴い、テンキーの有無も異なります。
在庫の関係だと思われますが、ごくまれに、上位モデルのほうが安くなっている場合もあります。
構成を比較し、お得なほうを購入しましょう。
ディスプレイがTN液晶パネルのモデルもある
この記事でおすすめしているSlim170 15.6型(AMD)、Slim170 14型(AMD)にも構成がいくつかあります。
CPUやメモリ、ストレージなどは数字で表されているのでわかりやすいのですが、注意してほしいのが液晶パネルです。
Slim170にはTN液晶パネルとIPS液晶パネルを搭載したものがあります。
TN液晶、IPS液晶についてざっくり書くと、下記の通りです。
- TN液晶・・・安いが、見やすさでは劣る
- IPS液晶・・・価格が上がる分、見やすくなる
『見やすさで劣る』というのは、次のようなものです。
- 視野角が狭め
- 発色がIPSほど良くない
- 最大輝度が低め
TN液晶パネル搭載のSlim170について『ディスプレイがダメ』という口コミを見かけましたが、個人的には許容範囲です。
理由は、価格が4万円だからです。
この価格でこれ以上求めるのは、かなり酷かと思います。
ただ、記事執筆時点ではIPS液晶パネル搭載の14インチモデルが49,830円(税込)で買えます。
こちらはSSDも512GBと倍ありますので、この価格であれば、IPS液晶パネル搭載モデルのほうがおすすめですね。
»IPS液晶パネル搭載の14インチモデルはこちら
液晶に関しては、次の選び方がおすすめです。
- TN液晶パネルも4万円ならアリ
- 5万円出すなら、IPS液晶パネルのほうがおすすめ
メモリ増設できるが、おすすめしない
IdeaPad Slim170のメモリですが、構成によって次の2つに分かれます。
- メモリスロットあり
- メモリスロットなし(オンボード)
メモリスロットありのほうはメモリを挿し替えるだけですので、簡単にメモリ増設ができます。
ただし、どの構成も最初から最大容量で販売されています。
最大容量をオーバーしても問題なく動作する場合が多いですが、仕様上は動作保証されていない点はご注意ください。
例えば、『Crucial ノートPC用増設メモリ 16GB(16GBx1枚) 』であれば6,500円ほどで買えますので、一つの選択肢としてはアリですが、増設する場合は自己責任でお願いします。
また、メモリスロットなし(オンボード)についても技術的には増設できますが、おすすめできません。
理由は、次の2点です。
- オンボードのメモリ交換をできる業者が限られている
- 交換費用が高いため、それなら最初からメモリ16GBモデルを買ったほうが安くなる
例えば、同じSlim170でも次の構成もあります。
CPU | AMD Ryzen7 5700U(1.80GHz 最大4.30GHz) |
メモリー | 16GB DDR4-3200MHz(8GB SODIMM + 8GB オンボード) |
ストレージ | SSD 512GB(M.2 PCIe-NVMe) |
価格 | 74,800円(税込) |
オンボードのメモリ交換は4万円以上かかりますので、金額だけ見ても上記構成のほうがお得です。
さらに、CPUもより高性能、ストレージ容量も倍ということで、オンボードメモリに関しては増設するメリットがありませんね。
また、同じSlim170で比較しても上記のような違いがありますが、74,800円(税込)ならSlim5i Gen8も買えます。
Slim170はエントリーモデルを安く買えるのが魅力ですので、高性能を求めるなら、別のモデルのほうが良いですね。
ゲームや動画編集には向いていない
Slim170は冒頭にも書いた通り、『文書作成などのビジネス用途であればスペック的にも十分なモデル』です。
そのため、ゲームや動画編集などの重めの作業には向きません。
『ちょっと動画編集もしたい』ということであれば、同じIdeaPadシリーズの下記モデルがおすすめです。
»LenovoのIdeaPad『Flex550』はコスパ最高!価格やスペックを比較して解説!
また、映像処理に関係するGPUもCPU内蔵の基本的な性能しかありません。
ゲームや動画編集を快適にしたい場合は、独立したGPUがあるパソコンのほうが良いです。
Slim170でも少しはゲームや動画編集もできますが、ゲーム用、動画編集用として買うのはおすすめできないですね。
ゲーム用、動画編集用のパソコンをお探しであれば、下記記事がおすすめです。
Lenovo IdeaPad Slim170の口コミ・レビュー
この記事でおすすめしているSlim170ですが、14型(AMD)は252件の口コミがあり☆4.3、15.6型(AMD)は433件の口コミがあり☆4.2。
どちらもかなり評判が良いですが、どんな口コミが多いのか一緒に見てみましょう。
Lenovo IdeaPad Slim170の悪い口コミ・レビュー
『Lenovo IdeaPad Slim170の注意点』に書いたディスプレイに言及されている口コミ・レビュー。
TN液晶パネルは視野角が狭くなっているため、TN液晶だと目が疲れるという方もいますね。
それでも、投稿タイトルが『値段相応』ということなので、『4万円なら妥協できる』『4万円分の価値は感じた』ということでしょう。
同じSlim170でもIPS液晶パネル搭載の構成が5万円以下で買えることもあります。
TN液晶パネルが心配な場合は、IPS液晶パネル搭載の構成が安くなるタイミングを待ちましょう。
業務の関係もあり、急ぎノートPCが必要だったため、2日で届く製品で選定したはずが、Lenovoの都合で二週間もかかりました。
こちらから連絡してもなかなか繋がらないし、担当部署もたらい回しでした。誠意も感じられませんでした。
機器製品は良くかなり前から使っていますが、この様な体制だと、次回以降、他メーカーを利用するか考えます。
引用:Lenovo公式サイト
ノートパソコン本体ではなく、Lenovoのサポートに対してのコメント。
私もLenovoのサポートとは何回もやり取りしたことがありますが、サポートはイマイチです。
Lenovoはコストパフォーマンス重視の方におすすめですので、サポート重視ならマウスコンピューターが良いですね。
Lenovo IdeaPad Slim170の良い口コミ・レビュー
いい買い物させていただきました。
本当は中古を探していたのですが、その他費用がかかるならば、、と予算を少しオーバーしましたが購入を決めました。
今の所、何も不具合なく動いています。
初めてPCをネットで購入したので、いつ届くか不安だったのですが、予定より早く配達してもらいました。
その面でも大変満足です。 本当にありがとうございました。
引用:Lenovo公式サイト
当ブログでも3万円以下で探すなら中古パソコンをおすすめしていますが、+10,000〜20,000円でSlim170が買えるわけです。
予算優先であれば中古パソコンもおすすめですが、予算5万円くらいまででお考えでしたらSlim170のほうが良いケースが多いですね。
パソコンにそんなに強いこだわりのない僕には、シンプルで能力的にも過不足なく、リーズナブルな価格のバランスが優れているところが気に入っています。
さらに今回は即納モデルだったことも大変嬉しいポイントでした。
引用:Lenovo公式サイト
Slim170は本当に安いですよね。
安かろう悪かろうではなく、ちゃんと使える性能なのがすごいです。
ドラクエX ベンチマークを走らせてみましたが、高画質、フルスクリーンでも「とても快適」スコアが出ました。
ビジネスユースなので、そこまでのパフォーマンス必要無いですが、値段を考えるとお買得だと思います。
引用:Lenovo公式サイト
ゲームのベンチマークを回してみたとのこと。
ドラクエXはゲームの中では軽い部類ですが、それでも5万円以下のノートパソコンでこのスコアはすごいですね。
まとめ:【5万円以下なら】Lenovo IdeaPad Slim170がおすすめ【口コミ☆4.2】
この記事では、Lenovoのノートパソコン『IdeaPad Slim170』について解説しました。
5万円以下とは言え、文書作成などのビジネス用途であればスペック的にも十分です。
下記条件でお探しであれば、IdeaPad Slim170一択と言っても良いほどです。
- 5万円以下
- Windows搭載
- ノートパソコン
- 新品
構成違いがありますので、次のように選ぶのがおすすめです。
特徴 | 価格 |
---|---|
TN液晶でもOK | 売り切れ |
IPS液晶が良い&テンキー不要 | 54,890円(税込) 公式サイトでチェックする |
IPS液晶が良い&テンキー必要 | 57,860円(税込) 公式サイトでチェックする |
価格は、記事更新時点でのものになります。
タイミングによって価格、在庫変動がありますので、ぜひ公式サイトもご確認ください。
»IdeaPad Slim1シリーズを公式サイトでチェックする
また、Lenovoのパソコンをお得に買う方法も解説していますので、下記記事もぜひ参考にしてください。
»Lenovoのパソコンを安く買う方法【セールで安くなる時期は?】