
この記事では、ふるさと納税の返礼品でパソコンがもらえる自治体と注意点を解説します。
新品のパソコンだけでなく、中古パソコンを扱う自治体も選びましたので、ぜひ参考にしてください。
✅ 記事の信頼性

ふるさと納税についておさらい

ふるさと納税について、パソコンに焦点を当てて解説していきます。
パソコンは基本的に寄付額が高額になりますので、どのくらいまでの寄付ならお得にパソコンをもらえるのかも考えてみましょう。
ふるさと納税をうまく使えば、実質2,000円でパソコンがもらえる
寄付=先払いした税金という形で、翌年の住民税や所得税から差し引かれます。
ただし、注意点もあり、控除される金額には、年収などによって変わる上限があります。
そして、控除上限額内であれば、寄付額の中に含まれている負担金2,000円で、その自治体の返礼品がもらえます。
返礼品と聞いて思い浮かぶのは、お米やフルーツ、お肉などが多いですが、実は、家電やパソコンといった高額商品もあります。
つまり、控除上限額いっぱいでふるさと納税を使えば、実質2,000円でパソコンを受け取れるわけです。
例えば、控除上限額が10万円だとします。
このとき、10万円の寄付をして3万円相当のパソコンを受け取った場合、実際の出費は2,000円だけです。
普通に3万円のパソコンを買うのと比べれば、その差は歴然です。
控除上限額が10万円というのは、独身であれば年収700万円くらいです。
そのため、自分の控除額によっては、普通に買ったほうがお得という状況もあり得ますので、控除上限額についてはこのあと解説します。
パソコンの代金は寄付金の上限30%まで
そんな嬉しい返礼品ですが、金額などにはルールがあります。
総務省のガイドラインでは「返礼品は寄付額の30%以内」と決められています。
具体的には、下記のような感じになります。
- 10万円の寄付 → 3万円相当のパソコン(中古が中心)
- 30万円の寄付 → 9万円相当のパソコン(新品のミドルスペックモデル)
- 100万円の寄付 → 30万円相当のパソコン(新品のハイエンドモデル)
このように寄付額が大きくなるほど、もらえるパソコンのグレードも上がります。
とは言え、100万円寄付するというのは現実的ではありません。
次は、控除上限額に焦点を当てて、ふるさと納税でパソコンを選ぶときの注意点を見ていきましょう。
ふるさと納税でパソコンを選ぶときの注意点
まずは、どのくらい寄付できるかをシミュレーションした上で寄付先を選べば、お得にパソコンを入手できます。
下記は、独身・扶養なしの場合の控除上限額(目安)です。
| 年収(給与収入) | 控除上限額 |
|---|---|
| 300万円 | 約28,000円 |
| 500万円 | 約60,000円 |
| 500万円 | 約60,000円 |
| 800万円 | 約130,000円 |
| 1,000万円 | 約177,000円 |
上記の上限額はあくまで目安ですので、詳細な金額はふるさと納税サイトのシミュレーション機能をお使いください。
控除上限額を超えた寄付は、すべて自己負担となります。
例えば、年収500万円の人が20万円寄付すると、控除されるのは6万円までです。
そのため、自己負担は負担金2,000円+控除上限額を超えた14万円=142,000円となり、実質2,000円でパソコンを受け取れるメリットから外れてしまいます。
一番お得なのは、自分の収入に合った寄付額の範囲内でパソコンを選ぶことです。
ただ、寄付額を1円でも超えたらダメというわけでもありません。
再度、年収500万円の例を考えてみましょう。
8万円の寄付をしたとします。
返礼品は上限の30%で設定しているところが多いはずなので、受け取れる返礼品は24,000円相当です。
8万円寄付していますが、控除上限額は6万円なので、自己負担はオーバー分の2万円と負担金2,000円の合計22,000円。
そうなると、22,000円で24,000円分の返礼品がもらえることになるので、2,000円お得ですね。
詳しい計算は省きますが、また、控除上限額によって大きく変わりますが、控除上限額の1.3~1.4倍くらいの寄付額が損得の分かれ目ですね。
ふるさと納税の返礼品でパソコンがもらえる自治体

ふるさと納税の返礼品でパソコンがもらえる自治体と言っても、たくさんあります。
そこで、おすすめできる自治体をいくつかピックアップしました。
紹介順はおすすめ順ではありませんので、各自治体を比べてみてください。
また、新品のパソコンだけでなく、中古(整備済製品)を扱う自治体も選びましたので、参考にしてください。
なお、ふるさと納税へのリンクは利用者の多い楽天、これから利用者の増えそうなAmazonの2つに絞りました。
他のサイトをご利用の場合は、ご紹介する自治体で検索してみてください。
自治体①:【神奈川県川崎市/島根県出雲市】富士通FMV【新品】
1つ目の自治体は、神奈川県川崎市と島根県出雲市。
神奈川県川崎市は富士通の本社、島根県出雲市は島根富士通という富士通グループの製造拠点があるため、ノートパソコンなどを返礼品として出しています。
自治体②:【長野県飯山市】マウスコンピューター【新品】
2つ目の自治体は、長野県飯山市。
マウスコンピューターの生産工場があるため、ノートパソコンなどを返礼品として出しています。
マウスコンピューターは、下記記事でもおすすめ1位にしています。
他のメーカーと比べると少し高いですが、保証やサポートを考えれば、おすすめできるメーカーです。
»パソコンメーカーのおすすめランキング【パソコン修理者が厳選】
マウスコンピューターについて詳しく知りたい場合は、下記記事をご覧ください。
»マウスコンピューターの評判や口コミは?おすすめする理由も解説!
自治体③:【長野県安曇野市】VAIO【新品】
3つ目の自治体は、長野県安曇野市。
VAIOの本社があるため、ノートパソコンなどを返礼品として出しています。
- 楽天ふるさと納税
- Amazonふるさと納税では取り扱いなし
自治体④:【静岡県磐田市/大阪府茨木市】PC next【中古】
4つ目の自治体は、静岡県磐田市と大阪府茨木市。
どちらも中古パソコンショップPC nextの作業所があるため、ノートパソコンなどを返礼品として出しています。
PC nextは下記記事でもおすすめ2位にしています。
理由は、一定以上の性能があり、それが1年保証で買えるから。
»【買うならどこ?】中古パソコンのおすすめショップ5選【PC修理者が厳選】
PC nextについて詳しく知りたい場合は、下記記事をご覧ください。
»PC nextの評判や口コミは?1年保証で返品OKの中古PCショップ
自治体⑤:【島根県出雲市】パソコン工房【新品/中古】
5つ目の自治体は、島根県出雲市。
パソコン工房の製造工場があるため、ノートパソコンなどを返礼品として出しています。
- 楽天ふるさと納税
- Amazonふるさと納税では取り扱いなし
パソコン工房は新品も中古も扱っていますので、金額も幅広いです。
自治体⑥:【東京都八王子市】くじらや【中古】
6つ目の自治体は、東京都八王子市。
くじらやの運営会社があるため、ノートパソコンなどを返礼品として出しています。
- 楽天ふるさと納税
- Amazonふるさと納税では取り扱いなし
くじらやについて詳しく知りたい場合は、下記記事をご覧ください。
»中古パソコンショップ『くじらや』の評判は?【楽天で人気】
パソコンの選び方【リンク集】

ここまで、ふるさと納税のおさらい、返礼品でパソコンがもらえるおすすめの自治体を見てきました。
最後にパソコンの選び方について、当ブログ内のリンクをご紹介します。
以下のリンクで新品、中古それぞれの選び方を解説しています。
新品と中古では気をつけるポイントが違いますので、ご希望に合わせて各記事をご覧ください。
まとめ:【ふるさと納税】返礼品でパソコンがもらえる自治体と注意点を解説
この記事では、ふるさと納税の返礼品でパソコンがもらえる自治体と注意点を解説しました。
食べ物のように商品数が多いわけではありませんが、自分の寄付額に合うパソコンがあれば、かなりお得にパソコンが手に入りますね。
新品のパソコンであれば、富士通やマウスコンピューターなど、聞いたことのあるメーカーもあったはずです。
また、中古パソコンについては、私の経験からおすすめできる自治体を選びました。
最後に、この記事で紹介した自治体を再度掲載します。
| 自治体名 | リンク |
|---|---|
| 【神奈川県川崎市/島根県出雲市】富士通FMV【新品】 | 神奈川県川崎市の富士通の返礼品一覧
島根県出雲市の富士通の返礼品一覧
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| 【長野県飯山市】マウスコンピューター【新品】 | |
| 【長野県安曇野市】VAIO【新品】 |
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| 【静岡県磐田市/大阪府茨木市】PC next【中古】 | 静岡県磐田市のPC nextの返礼品一覧
大阪府茨木市のPC nextの返礼品一覧
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| 【島根県出雲市】パソコン工房【新品/中古】 |
|
| 【東京都八王子市】くじらや【中古】 |
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