Windows10,11でマウススクロールの方向を逆にする方法【ソフト不要】

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Windows10,11でマウススクロールの方向を逆にする方法【ソフト不要】

私は、WindowsもMacも使っているのですが、WindowsとMacではデフォルトのスクロール方向が逆なんですよね。

Macをメインに使っていることもあり、Windows側のスクロール方向を、Macに合わせて逆にしています。
そこで今回は、Windows10,11でマウススクロールの方向を逆にする方法を解説していきます。

アプリ、ソフトをインストールする必要がない方法になりますので、ぜひ参考にしてください。

✅ この記事で解決できる悩み

  • Windows10,11のマウススクロール方向を逆にしたい
  • WindowsとMacのマウススクロールを合わせたい
  • アプリやソフトをインストールせずに逆にしたい

✅ 記事の信頼性

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<想定機種>
この記事は、下記機種を想定して書いています。

💻 Windows10,11
💻 ノート、デスクトップ、一体型、自作パソコン


Windows10,11でマウススクロールの方向を逆にする方法

Windows10,11でマウススクロールの方向を逆にする方法

それでは、Windows10,11でマウススクロールの方向を逆にする方法を解説していきます。

操作は以下のように、2つに分かれています。
どちらも必要な作業になりますので、順番に進めていきましょう。

スクロール方向を逆にしたいマウスのデバイス情報を調べる

パソコンに接続されているデバイスの中から、マウスのデバイス情報をメモしておく必要があります。
まず、その方法を見ていきましょう。

スクロール方向を逆にしたいマウスのデバイス情報を調べる方法①

【スタートアイコン】をクリックします。

スクロール方向を逆にしたいマウスのデバイス情報を調べる方法②

【設定(歯車マーク)】をクリックします。

スクロール方向を逆にしたいマウスのデバイス情報を調べる方法③

【デバイス】をクリックします。

スクロール方向を逆にしたいマウスのデバイス情報を調べる方法④

左の一覧にある【マウス】をクリックします。

スクロール方向を逆にしたいマウスのデバイス情報を調べる方法⑤

ウィンドウ右側にある【その他のマウスオプション】をクリックします。

スクロール方向を逆にしたいマウスのデバイス情報を調べる方法⑥

上記のように、マウスのプロパティというウィンドウが開いたかと思います。
【ハードウェア】タブをクリックします。

スクロール方向を逆にしたいマウスのデバイス情報を調べる方法⑦

デバイス欄にパソコンに接続されているデバイスが表示されます。

この中から、スクロール方向を逆にしたいマウスを選ぶのですが、どれかわからない場合もあると思います。
その時は、青枠で囲んだ『場所』という項目を参考にしてください。

画像では、『USB入力デバイス』と表示されています。
ここに、『Bluetooth〜』と書かれていたら、Bluetooth接続しているデバイスです。

複数表示されるパソコンがほとんどですので、『場所』を参考に絞っていきましょう。

スクロール方向を逆にしたいマウスがどれかわかったら、ダブルクリックします。

スクロール方向を逆にしたいマウスのデバイス情報を調べる方法⑧

また、新しいウィンドウが開きます。

【イベント】タブをクリックします。

スクロール方向を逆にしたいマウスのデバイス情報を調べる方法⑨

情報欄に、デバイスの詳細が表示されます。
赤枠で囲んだ部分がデバイス情報になりますので、スクショを撮るなどして、メモしておきます。

これで1つ目の作業は完了です。
このまま次へ進みましょう。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法

ここからは、レジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にしていきましょう。

上記で調べたデバイス情報が必要になりますので、手元に用意しながら進めてください。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法①

【スタートアイコン】をクリックします。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法②

『Windows管理ツール』が表示されるまで、下にスクロールします。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法③

【Windows管理ツール】をクリックします。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法④

【レジストリエディター】をクリックします。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法⑤

レジストリエディターが開きました。
ここでは、次のように開いていきます。

  1. HKEY_LOCAL_MACHINE
  2. SYSTEM
  3. CurrentControlSet
  4. Enum
  5. HID

ちなみに、各名前の左にある【>】をクリックすれば開けます。

まずは、【HKEY_LOCAL_MACHINE】を開きましょう。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法⑥

【SYSTEM】を開きます。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法⑦

【CurrentControlSet】を開きます。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法⑧

【Enum】を開きます。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法⑨

【HID】を開きます。

ここから、先ほど調べたデバイス情報を使いますので、そちらと照らし合わせて進めましょう。

先ほど調べたスクロール方法を逆にしたいマウスのデバイス情報

私の環境では、上記のようなデバイス情報ですので、こちらを使って解説していきます。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法⑩

HIDの中にいくつか表示されていると思います。
先ほど調べたデバイス情報の中の¥に挟まれた部分と一致するものを探し、開きます。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法⑪

次は、デバイス情報の2つ目の¥以降と一致するものを探し、開きます。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法⑫

【Device Parameters】をクリックします。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法⑬

【FlipFlopWheel】をダブルクリックします。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法⑭

『DWORD(32ビット)値の編集』ウィンドウが開きます。

『値のデータ』を変更するのですが、デフォルトは『0』です。
スクロール方向を逆にするために、ここを『1』に変更します。

Windowsのレジストリエディターを使って、スクロール方向を逆にする方法⑮

値のデータを『1』に変更できたら、【OK】をクリックします。

これで作業は完了です。
実際にスクロールし、確認してみてください。

基本的には、ここまでの作業でスクロール方向は逆になりますが、万が一なっていない場合は、一度再起動してみましょう。

まとめ:Windows10,11でマウススクロールの方向を逆にする方法

この記事では、Windows10,11でマウススクロールの方向を逆にする方法を解説しました。
アプリ、ソフトをインストールする必要もなく、Windowsの機能だけでできます。

特に、WindowsとMacを併用している方にはありがたい機能ですので、ぜひ使いやすいようにカスタマイズしましょう。

この記事の他にも、Windowsのおすすめ設定や無料アプリに関して解説しています。
気になる記事があったら、ぜひ参考にしてください。

【YouTube動画で解説】Windows10,11でマウススクロールの方向を逆にする方法

この記事の内容はYouTubeでも解説していますので、合わせてチェックしてみてください。

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